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神戸で子どもたちとクリエーターが「夢のまちづくり」体験 「食」テーマに

神戸のシェフから学んだメニューを子どもたちが料理

神戸のシェフから学んだメニューを子どもたちが料理

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 神戸市が運営する「デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)」(神戸市中央区小野浜町)で現在、体験型プログラム「ちびっこうべ2016 ユメミセプログラム」が行われている。

「夢のまち」にはたくさんの仕事や店が並ぶ

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 神戸を中心としたシェフ、建築家、デザイナー45組と小学3年生から中学3年生までの子どもたち225人による「食」をテーマにした15の「夢の店」を作る同企画。子どもたちは15班に分かれ、その中でそれぞれシェフ、建築家、デザイナーのチームとして、8月6日から約3カ月間、プロのクリエーターから学びながらワークショップを重ねている。

 ワークショップでは、建築家チームが割り当てられた敷地に店を建て、シェフチームが料理を学び、デザイナーチームが店に合ったマークや料理を伝えるための媒体をデザインすることを学習。2012年から始まり、2年に一度の開催で3回目となる今回は、それぞれのチームの子どもたちが違う職業同士の連携を意識し、一つの店を作っていくという。

 10月9日・10日・15日・16日には、同館1階ホールを中心とした約1500平方メートルのスペースに、子どもたちだけが入れる「夢のまち」をオープン。「ユメミセプログラム」で作った15店舗が立ち並び、ワークショップを体験した子どもたちが運営する。約40種類の仕事体験を行いながら、専用通貨「キート」を稼ぎ、買い物や体験を楽しむという。

 同館の中野優さんは「『子どものまち』オープン日は申し込み不要で当日参加できる。神戸ならではの子どもたちの創造的な教育の場をぜひご覧いただければ」と話す。

 開催時間は12時30分~17時。入場無料。申し込み不要。

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