神戸の三宮・元町エリアを中心に11月10日~13日、「第6回KOBE豚饅(まん)サミット2016」が開催される。
豚まん発祥の地とされる神戸で神戸の豚まんをPRする同イベント。豚まんの原材料の豚の鼻の形が(11)で11に見えることから、それを並べた11月11日を「豚まんの日」と制定した。
10日18時30分から神戸朝日ホール(神戸市中央区浪花町)で開催する前夜祭では、同サミット限定オリジナル豚まんを発表。参加各店舗が豚まんにかける熱い思いを語るという。前夜祭ではほかにも「KOBE豚饅娘コンテスト2016」のグランプリの決定や、優秀な成績を収めると豚まん1年分をプレゼントするクイズ大会なども開催。
翌11日の豚まんの日当日に「曹家包子館」(元町通1)で開催するオープニングセレモニーには、熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」も参加。同サミット限定オリジナル豚まんの収益の一部は熊本地震の支援事業に活用する。来年1月17日には老祥記(元町通1)、四興樓(元町通2)、三宮一貫楼(三宮町3)が熊本地震の被災地に出向き豚まんを届けるという。
「南京町広場」(栄町通1)周辺で、11日は一部の参加店舗、12日・13日には参加する16店舗のオリジナル豚まんを販売する。今年は熊本県から「山水亭」(熊本市中央区)、「紅蘭亭」(同)の2店舗がゲスト参加。ほかにも長崎新地中華街・蘇州林の「長崎じげもん豚のあらびき肉まん」や神戸ポートピアホテルの「ピリ辛ソースで楽しむ ふかひれ入りジャンボ豚饅」なども販売する。
KOBE豚饅サミット実行委員会事務局の横山裕貴さんは「この日、この会場でしか食べられない豚まんをぜひ味わってほしい。熊本の方も訪れる機会なので、多くの方の来場いただき、イベント自体が盛り上がることで神戸から元気を送りたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~17時、なくなり次第終了。