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神戸・元町の人気洋食店「クアトロ」が全面改装 ランチタイムは行列も

「洋食dining QUATTRO(クアトロ)」オーナーシェフの小川春樹さん(右から2番目)と同店スタッフら

「洋食dining QUATTRO(クアトロ)」オーナーシェフの小川春樹さん(右から2番目)と同店スタッフら

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 神戸・元町にある洋食店「洋食dining QUATTRO(クアトロ)」(神戸市中央区元町通3、TEL 078-391-8633)が4月19日、リニューアルオープンした。

母の味を再現した「QUATTROコロッケ」

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 昨年9月1日で5周年を迎えた同店。リピーターも多く、ランチタイムは行列ができるという人気店だが、約2カ月間店を閉めて全面リニューアルに踏み切った。その間に海外へ行き、さまざまなジャンルのレストランで食べ歩きをしたというオーナーシェフの小川春樹さん。「オープンからこれまでがむしゃらに突っ走ってきたが、いったん立ち止まって今後の店のあり方についてのヒントを見つけに行きたかった」と話す。

 店舗面積は30坪。席数はテーブル18席、ソファ14席で、うち12席は半個室としても利用可能(全席完全禁煙)。最大38人の貸し切り利用にも対応する。「洋食には欠かせないデミグラスソースをイメージした」という濃いブラウンの木目を基調とした店内は以前より席数を減らし、ゆったりと食事が楽しめる空間に仕上げた。キッチンを広くすることで、スムーズに料理を提供できるようにも工夫したという。店頭には小川シェフが好きな馬の大きなオブジェを飾る。

 ライス(お代わり自由)・みそ汁・サラダ・ドリンク付きのランチメニューは、「QUATTROコロッケ」「ハンバーグ」「エビフライ」「カラアゲ」「ホタテ貝柱のフライ」などを2種類組み合わせたセット(900円~)などを用意。ディナーは、「ビーフカツレツ」(1,600円)、「QUATTROコロッケ」(800円)、「ハンバーグ」(800円)など。冷たい野菜に温かいものを添えるようにしているというサラダは「厚切りベーコンとフランスパンのシーザーサラダ」(900円)などを提供する。

 ドリンクは、ワインを常時40種類以上取りそろえ、グラスワイン(500円)、ボトルワイン(2,400円~)をはじめ、ビール、ハードシードル、カクテル各種(以上500円)、ソフトドリンク(300円)などを用意する。

 唯一、店の名前を付けたというコロッケには思い入れがあると小川シェフ。「実は当店で提供しているコロッケは母親が作っていたコロッケの味。子どもの頃から大好きで、今までに同じ味のものにも出合ったことがなかった。まさにこのコロッケが洋食店をやりたいと思ったきっかけでもある」と明かす。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時。日曜のディナータイムと月曜定休。

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