神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)の入園者数が6月25日、200万人を突破した。
2014年7月19日にオープンし、今年で3周年を迎える同施設。2015年4月25日は「ドッグパフォーマンスショー」なども行う初の屋外エリア「アウトサイドパーク」、昨年3月19日はレッサーパンダなどアジア圏に生息する動物たちの展示エリア「アジアの森(Asian Forest)」、同7月16日にはブラジルバクなどを展示する「熱帯の湿地(トロピカルウェットランド)」を新設した。
昨年4月1日には、関西で唯一フタコブラクダに乗ることができる「ラクダライド」も始め、多くのリピーターを獲得。今年の夏には、新エリア「ロッキーバレー ~北アメリカの動物たち~」の公開を目指しているという。
200万人目の来園者は、宝塚市から訪れた岩サキ(サキは奇にやまかんむり)隆二さん(39)ら家族。同施設のゆるキャラ「カピィ」と「バーバラ」のほか、アルパカとルリコンゴウインコも参加したセレモニーでは、岩さきさんら家族に入園者200万人目証明書、カピバラジャンボぬいぐるみ、アンスリウムのブーケなどの記念品が進呈された。
岩サキさんは「こんな経験はそうないので、子どもたちにもいいサプライズになった」と笑顔を見せた。
同施設支配人の永田雅寛さんは「3周年を目前に200万人目のお客さまをお迎えすることができ大変感慨深い」と振り返り、「これからもハシビロコウをはじめ、たくさんの動物たちと色とりどりの植物たちの生き生きとした姿を通じて、お客さまに喜びと感動を提供できるようなパークづくりを目指したい。たくさんの方に足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
開園時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。木曜定休。入園料は、大人(中学生以上)=1,500円、小学生=800円、幼児(4~5歳)=300円など。