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神戸・三宮に山陰食材に特化した飲食店「山陰・隠岐の島ワールド」2号店

「ワールド・ワン」の河野圭一社長(右)、「山陰・隠岐の島ワールド 生田新道店」店長の奥澤義人さん(中央)

「ワールド・ワン」の河野圭一社長(右)、「山陰・隠岐の島ワールド 生田新道店」店長の奥澤義人さん(中央)

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 神戸・三宮にあるみそのビル(神戸市中央区下山手通1)5階・6階に7月3日、山陰地方の食材を使った飲食店「山陰・隠岐の島ワールド 生田新道店」(TEL 078-321-2929)がオープンした。

「白いか姿造り」

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 三宮に地方活性化型飲食店を21店舗展開するワールド・ワン(下山手通2)が、山陰地方と連携して新鮮な食材を直送するアンテナショップ居酒屋「山陰・隠岐の島ワールド」(雲井通5)の2号店として出店。1号店のメニュー約半数をリニューアルし、山陰地方の豊富な食材や貴重な地酒を提供するほか、1号店には無かった宴会スペースを設ける。山陰地方の郷土活性化を目的としており、山陰各地の特産品販売コーナーも設け、アンテナショップとして地方創生の役割も担う。

 5階・6階の総面積は60坪。席数は、5階=小上がり座敷20席、6階=テーブル40席、座敷16席。喫煙可で、最大35人の宴会にも対応。席に設ける網焼きの卓上コンロで客が食材を焼いて食べることもできる。店内は、島根県の石見地方の伝統芸能「石見神楽」の面などを飾る。

 メニューは、海の幸を瓦に盛り付けて提供する「山陰の瓦盛り」(1,980円)、山陰の「あごだし」を使ったおでん各種(80円~)、「焼き鯖寿司(ひつまぶし風にあご出汁)」(680円)、「大山産 生きくらげの刺身」(380円)、島根県・安来産「どじょうの唐揚げ」(780円)、「スイカ漬物」(480円)など。

 ドリンクは、鳥取県東部にある気高町の「幻の洞窟生姜(しょうが)」を使った「洞窟熟成生姜サワー」「洞窟熟成生姜ハイボール」をはじめ、「澤井珈琲(コーヒー)ハイボール」「花御所柿サワー」「20世紀梨サワー」「大山トマトサワー」(以上480円)、島根県・奥出雲の「骨酒」(380円~)などを用意。山陰の地酒(580円~)も豊富にそろえる。

 店長の奥澤義人さんは「親が島根県出身ということで幼い頃から年に数回訪れて、とてもおいしい郷土料理を食べたり、美しい景色を見たりして過ごした。成人してからはほとんど行く機会も無くなっていたが、今回『山陰・隠岐の島ワールド』と出合って、あの頃を思い出させてもらっている。まだ山陰の素晴らしさをご存じでない多くの方に、この店を通じて伝えていきたい」と意気込む。

 営業時間は16時30分~24時。

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