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神戸の銭湯巡るスタンプラリー「神戸三十九箇所 オフンロ巡り」

スタンプラリー「神戸三十九箇所 オフンロ巡り」で市内39カ所の銭湯を巡る

スタンプラリー「神戸三十九箇所 オフンロ巡り」で市内39カ所の銭湯を巡る

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 神戸市内39カ所の銭湯を巡るスタンプラリー「神戸三十九箇所 オフンロ巡り」が11月1日、始まった。

中央区にある「宮本温泉」

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 風呂としての役割だけでなく、地域コミュニティーの場や災害時に避難者などへ入浴機会を提供できる場としてさまざまな役割を担ってきた一般公衆浴場(いわゆる昔ながらの銭湯)。阪神・淡路大震災前は約180カ所あった銭湯が自家風呂の普及による利用者の減少、営業者の高齢化、後継者不足などにより、現在39カ所にまで減少している。

 今年9月、神戸市と神戸市浴場組合連合会は銭湯が地域にとって欠かせない存在として存続することを目指し、「地域の銭湯の活性化に向けた協定」を締結。積極的に連携・協力を行っており、銭湯の魅力を広く発信し利用を促すために四国八十八箇所お遍路巡りになぞらえた今回の初企画が実現した。

 楽しみながら銭湯の魅力を知ってもらおうと始まった同企画は、市内39カ所の銭湯を巡り、各銭湯のオリジナルスタンプを集めるスタンプラリー。集めたスタンプの数に応じて、5カ所=「『ヴィッセル神戸×オフンロ巡り』お風呂グッズ」(抽選で100人)、10カ所=「オフンロ巡りタオル」(先着300人)、20カ所=「オフンロ巡りエコバッグ」(先着100人)、39カ所(全制覇)=「オフンロ巡りおけ」(抽選で30人)などのオリジナルグッズを進呈する。

 参加銭湯は、東灘区=4カ所、灘区=5カ所、中央区=6カ所、兵庫区=10カ所、長田区=12カ所、垂水区=2カ所。

 神戸市保健福祉局生活衛生課の早川千尋さんは「市内39カ所の銭湯はそれぞれに特徴があって、どこもほっこりするところばかり。番台さんと仲良くなったり、銭湯周辺のまち歩きを楽しんだりしながら巡っていただき、気に入った銭湯があればぜひ常連になってほしい」と話す。

 2018年3月31日まで。

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