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神戸・生田川沿いに神戸初の油そば専門店 ラーメンの新カテゴリーに

神戸の生田川沿いに神戸初の油そば専門店「神戸製麺」がオープンした

神戸の生田川沿いに神戸初の油そば専門店「神戸製麺」がオープンした

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 神戸の生田川沿いに11月8日、神戸初の油そば専門店「神戸製麺」(神戸市中央区八雲通6、TEL 078-855-3710)がオープンした。

「ローストビーフ油そば」

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 「油そば」は、油とタレを入れた器にゆでたての麺を入れ、混ぜて食べるスープのないラーメン。一般的には、チャーシューやメンマ、もやし、ねぎなど、ラーメンと似た具材を使い、酢やラー油をかけて食べる。

 遠征先で神戸ではあまりなじみのない油そばを食べた店主の竹垣大介さん。その時に食べた味が忘れられず、「神戸の方にも油そばをもっと知ってもらいたい」と自ら試作を重ね、出店にこぎ着けた。「神戸育ちの油そば」がおいしいと思ってもらえるようにと地しょうゆを使ったタレや具材も自家製にこだわり、屋号も神戸発の店と分かるようシンプルにしたという。

 店舗面積は13坪。席数は、カウンター11席、テーブル8席。店内は黒と赤を基調にした落ち着いた空間に仕上げた。入り口の券売機で発券し注文するシステム。

 メニューは、自家製しょうゆダレを使った「ローストビーフ油そば」、「自家製鶏ダレ油そば」(以上790円~)。トッピングは、温泉卵、チーズ、鶏ハム、ローストビーフなど6種(100円~)をそろえる。テーブルには油そばをおいしく食べるための説明が用意されており、初めての人にも配慮する。

 大の「卵かけご飯」好きという竹垣さんのこだわりで「追い飯(ご飯と生卵)」(150円)も用意。油そばの残ったタレにご飯と卵を入れ、好みで卓上にある「自家製かえし醤油(しょうゆ)」を足して「卵かけご飯」として食べることを勧める。ランチタイムは「追い飯」「炙(あぶ)りチャーシュー丼」「鶏そぼろ親子丼」がそれぞれ付くセットメニュー(890円)を提供。

 竹垣さんは「特に正しい食べ方はない。自分の味の好みでトッピングや調味料を足して『自分流の食べ方スタイル』を見つけてほしい。それが『油そば』の醍醐味(だいごみ)。神戸で油そばがラーメンの新しいカテゴリーになれば」と話す。

 営業時間は11時30分~22時(ランチは14時まで)。

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