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神戸・元町の猫カフェ「Nyanny」が10周年 記念で店舗無料開放も

「肉球ロード」でたたずむ「紅葉(もみじ)」(ミックス、メス)

「肉球ロード」でたたずむ「紅葉(もみじ)」(ミックス、メス)

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 神戸・元町の猫カフェ「cat cafe Nyanny(ニャニー)」(神戸市中央区元町通2、TEL 078-391-5420)が12月22日、10周年を迎える。

「猫の回し車」にいそしむ「紅葉(もみじ)」

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 2007年12月にオープンした同店。11匹の人懐っこい猫スタッフたちが遊び回る店内では、昨年10月に新しく設置した「猫の回し車」、キャットタワーのほか、それぞれの猫の「お気に入りおもちゃ」を用意。透明なアクリル板で作ることで猫の肉球や香箱座りが下から鑑賞できるキャットウォーク(通称=肉球ロード)は、多くのメディアに取り上げられ話題を呼んだ。

 「猫がいる空間でまったり過ごせるカフェ」をコンセプトに、猫の目線に合わせた低めのソファを配置。「家のリビングにいるような気持ちになってほしい」と店長の福田美鈴さんは話す。「猫出入り禁止」と書かれた喫茶スペースはガラス張りになっており、プレイエリアで遊ぶ猫スタッフをゆっくり眺めることができる。

 毎年夏には猫スタッフによる総戦挙も行っており、今年は黒猫の「楓(かえで)」(ミックス、メス)が1位、同店のニャイドル「サラ」(ソマリ、メス)が2位、今年4月に仲間入りした「十次郎(とうじろう)」(ミックス、オス)が3位にランクインしている。

 利用料金は1時間=1,000円(土曜・日曜・祝日=1,200円)。ワンドリンク付きの場合、「青りんごソーダ」「ざくろソーダ」などのソフトドリンク=1,300円(同=1,400円)、アルコール=1,500円(同=1,600円)。メニューはほかにも「生クリームパフェ」(350円)や「生クリームワッフル」(250円)などのスイーツも扱う。延長は30分ごとに500円加算。「どんなに寝ていても、サッと起きる魔法の粒」と呼ばれている猫スタッフのおやつは1個100円から用意する。

 現在、10周年を記念したイベントを展開しており、今月22日は店舗を無料開放するほか、歴代の猫スタッフ全員の写真を掲示する。「来れば来るほどお得なスペシャルカード」の配布も行っている。24日・25日(14時~)は猫スタッフがサンタやトナカイの衣装で客を出迎える「クリスマス猫の仮装イベント」も開く。

 福田店長は「お客さまがずっと支えてくださったおかげで同じ場所で10周年を迎えることができる。今後は、家で猫を飼いたいと思っていてもなかなか踏み切れない方に種類によっての習性や特徴をお伝えできるよう、機会を設けていきたい。猫と共存する生活を提案する場所になれば」と話す。

 営業時間は11時~22時。第3火曜定休。

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