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神戸のカフェ・洋食店などがコラボ企画 「クリスマス手巻きずし」用意

「神戸ゆるカフェ企画」代表で「お料理プロデューサー」のたけやんこと竹中篤志さん

「神戸ゆるカフェ企画」代表で「お料理プロデューサー」のたけやんこと竹中篤志さん

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 神戸・栄町通のカフェ「bucato cafe(ブッカートカフェ)」(神戸市中央区栄町通3)で12月23日、グルメイベント「ゆるカフェの宴 食で彩るクリスマス」が行われる。主催は「神戸ゆるカフェ企画」。

「フィーヌレーブ イタリア食堂」の「自家製ロースハム」

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 発起人は「神戸ゆるカフェ企画」代表で「お料理プロデューサー」のたけやんこと竹中篤志さん。スーパーの精肉部門にサブチーフとして在籍した7年間で培った技術を生かして、肉料理を中心とした四季と食を楽しむイベントを約7年続けている。イベントを企画したきっかけはBSE(狂牛病)問題。一時期、宮崎の牛肉の信頼が大きく揺らいだ時に安全性を訴えるために始めたという。

 今年1年、「食を通した出逢い」をテーマにさまざまな活動を続けてきた同イベント。1年を締めくくる食のテーマを「食で彩るクリスマス」とし、一人客から友人同士までの老若男女が食を通してつながっておいしく楽しく過ごせるように企画した。

 メイン料理は「クリスマス手巻きずし」。固定観念にとらわれないバリエーション豊かな手巻き具材を近隣の人気店が提供し、同企画ならではの店の垣根を越えたメニューを10品以上用意。会場となる「ブッカートカフェ」の「辛子レンコン」をはじめ、海岸通のカフェ「2tone cafe(2トーンカフェ)」の「アジアンそぼろ」、神戸市営地下鉄県庁前駅近くの洋食店「dining武田(ダイニングたけだ)」の「イベリコ豚のローストポーク」、元町の洋食店「洋食dining QUATTRO(クアトロ)」の「ハヤシライス」、初参加となる西明石の老舗「フィーヌレーブ イタリア食堂」の「自家製ロースハム」などが並ぶ。

 そのほか、肉料理にこだわる竹中さんが作る具材として、サムギョプサル、ローストチキン、カレーおでん、パスタ、ポテトサラダ、オードブルなども用意。毎年恒例の参加者全員で行うクリスマスケーキのデコレーション大会も行うほか、神戸を中心に活動するフォークシンガー・寺山リウジさんがゲスト参加しライブを披露する。

 竹中さんは「食を通したつながりに重きを置いたおいしくて楽しいコミュニケーションの場を提供し、店・音楽・文化などに触れることでさらに神戸を好きになっていただけるようなイベントづくりを心掛けてきた。大人になるとクリスマスに退屈している人や仕事帰り1人で過ごす人も多いはず。どんな人でも気軽に楽しく華やか気持ちになってもえるような心温まるイベントにしたい」と話す。

 開催時間は18時~21時30分(途中退場可)。参加費は、男性=3,300円、女性=2,800円(1ドリンク付き、2杯目以降は1杯500円で提供)。申し込みは前日までメールで受け付ける。現在の予約人数は35人以上で、定員の45人に達し次第締め切る。

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