数千年土中に埋まっていたガラスを用いた作品展-とんぼ玉ミュージアム

会場には約90点の作品を展示する

会場には約90点の作品を展示する

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 KOBEとんぼ玉ミュージアム(神戸市中央区京町、TEL 078-393-8500)で7月11日、企画展「銀化する古代ガラス-煌めきと彩りの器と装身具-展」が始まる。

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 同展はアートアクセサリーや古代ガラス、アンティーク、現代工芸が好きな女性をターゲットに開催するもの。作品は「自然の化学反応により『銀化』という独特の美を作り出す」(宮本恭庸館長)という数千年の間、土中に埋まっていたローマ、ペルシャ、イスラムのガラス容器を中心に約20点と、容器片を素材にしたオブジェと装身具約70点を展示する。出展はウリ・ラモートさん、内山貞和さんら。

 宮本館長は「ローマ人に愛された吹きガラスの容器。正倉院にも伝わったペルシャのカット碗。銀化の美しい容器の破片を素材にしたモダンな装身具。時を越えたガラスの美の世界をお楽しみいただければ」と話す。「年月を経て、『銀化』という美しい光沢を持った古代ガラスを現代のアーティストがアクセサリーとして蘇らせることにも注目いただければ」とも。

 開館時間は10時~19時。入館料は、大人(高校生以上)=400円、小中学生=200円。9月7日まで。

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