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神戸・三宮センター街で子ども向け合作アートイベント 神戸在住女性が企画

ラブジャックを描く井上小矢香さん

ラブジャックを描く井上小矢香さん

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 子ども向け合作アートイベント「こども×スキ×おえかき“ラブジャック”」が9月8日・9日、神戸・三宮センター街1丁目(神戸市中央区三宮町1)で開催される。主催は神戸・三宮センター街1丁目商店街振興組合。

布にラブジャックを描く井上小矢香さん

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 同商店街がバックアップすることで市民が投稿した夢をかなえるプロジェクト「catch your DREAM(キャッチユアドリーム)」の一環で行われる。2018年度の企画として、1990年兵庫県生まれで神戸在住の井上小矢香さんの案が採用された。

 井上さんは、神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科卒業後、現在はティーハウス建築設計事務所に所属。「ラブジャック」は「みんなの『スキ』を応援するスペシャルなクジャク」で、自身が幼い頃にクジャクを初めてみた時の体験がきっかけで生まれた企画だという。

 イベントは羽の目が無いために飛べないラブジャックを助けることから始まる。子どもたちの好きなものを羽の目となるハートの布に描いてもらい、3メートル四方の布に描かれたラブジャックに貼り付けることで作品を完成させる。完成した作品は同商店街に約1カ月間展示予定。ラブジャックは「みんなのスキ=ラブ」×「神戸の街をジャックする」を組み合わせ付けた。

 5歳以上が対象で、参加は予約制(未就学児は要保護者同伴)。各日定員は11時~=10人、13時~、15時~=各20人。所要時間は各回1時間~1時間30分。参加無料。当日は開始15分前までジュンク堂前のベンチで受け付けを行う。募集締め切りは8月31日(申込者多数の場合は抽選)。応募方法は「三宮センター街」ホームページから。

 井上さんは「私の『スキ』 は、絵を描くこと。大人になってやっと自分の『スキ』に気付き、それが自分の強みでもあることに気付いた。私の『スキ』を通してみんなにも自分だけの『スキ』に気付いてほしい。『スキ』は生きていく上で特別なパワーになる」と話す。「子どもの頃の経験や思い出は大人になってからも記憶に残る。今回の企画を経験して思い出をつくり、大人になってからも三宮センター街に訪れた時には自分の『スキ』を思い出してもらいたい」とも。

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