「北野工房のまち」リニューアル-洋菓子や点心など新たに4工房

開設11周年にちなみ神戸市内11歳の小学生11人がバルーンのくす玉を割った

開設11周年にちなみ神戸市内11歳の小学生11人がバルーンのくす玉を割った

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 北野工房のまち(神戸市中央区中山手通3、TEL 078-200-3607)が7月18日、リニューアルオープンした。

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 当日午後行われたセレモニーでは、北野工房のまちテナント会会長の田中瑞恵さんが「当館は地域の皆さんに支えられて、今月11日で11周年を迎えることができた。1階には北野かいわいの情報を発信できるデスクを設け、2階の多目的スペースは今秋より若手クリエーター発掘スペースとして利用していく予定。これからの当館に期待してほしい」とあいさつした。

 そのほか、開設11周年にちなみ神戸市内11歳の小学生11人がバルーンのくす玉を割り、リニューアルを祝った。くす玉からは「祝11周年 リニューアルオープン 北野工房のまち」と書かれた垂れ幕が風船とともに飛び出し、参加者からは大きな拍手が起こった。

 今回のリニューアルでは館内21工房のうち7工房が入れ替わった。新しい工房は、六甲の牛乳を使用したソフトクリームや洋菓子を販売する「神戸六甲牧場」、豚まんやギョウザ、シューマイなどの飲茶を販売する「神戸南京町 皇蘭(こうらん)」、友禅の伝統技術から生まれた和風アート雑貨を販売する「和雑貨のお店 桜色」、マッチの歴史、文化などの情報発信とマッチなどの販売を行う「マッチ棒」の4工房。加えて同館館内や周辺のインフォメーションを行う「北野工房のまちiデスク」、さまざまな展示や体験教室を開催する多目的スペース「神戸スタイルリビング」などもオープンした。

 「皇蘭」マネジャーの若松さんは「神戸南京町に本店があり、土産中心に冷凍と冷蔵の商品を販売しているが、ここでは出来たての点心を販売している。出来立てのおいしさをぜひ味わいに来ていただければ」と話す。「事前予約をいただければ手作り体験もできる。形はいびつになっても体験いただいた方は皆『自分で作ったのが一番おいしい』と喜んでいただける」とも。

 開館時間は10時~18時。休館日は第3火曜(祝日と重なる場合は翌日に振り替え)と年末年始(12月29日~1月3日)。入館無料。

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