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ボロネーゼ専門店「オステリアブッコ ボロネーゼ」 三宮センター街、路面に移転

パッパルデッレがベースのボロネーゼを紹介する「OSTERIA BUCO BOLOGNESE」店長の藤川朋子さん 撮影=金本義隆さん

パッパルデッレがベースのボロネーゼを紹介する「OSTERIA BUCO BOLOGNESE」店長の藤川朋子さん 撮影=金本義隆さん

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 「ワインとアンティパスト ボロネーゼパスタ専門店『OSTERIA BUCO BOLOGNESE(オステリアブッコ ボロネーゼ)』」(TEL 078-391-1464)が3月2日、三宮センター街3丁目商店街のなかむらビル(神戸市中央区三宮町3)1階に移転オープンした。

クリームリゾットがベースのボロネーゼ

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 北野にある北イタリア郷土料理店「OSTERIA BUCO(オステリアブッコ)」の姉妹店として、澤村潤一シェフが監修したボロネーゼ専門店で、2017年3月24日に三宮本通り商店街近くにオープン。さらに多くの人に食べてもらいたいと商店街の路面店としてリニューアルした。

 店舗面積は12坪。席数は、カウンター席13席、テーブル席8席を用意する。木目とベージュを基調とした店内は、エンジ色の椅子をアクセントにカジュアルな空間を演出。北イタリアの海岸沿いにある「気さくなレストラン」をイメージしたという。

 移転後は定休日を無くし、ランチ・ディナー営業だけでなく通し営業も開始。オープンからクローズまでワインやビールに合うアンティパストを提供する。アンティパストは全て新メニューで、15時まではボロネーゼのほか、冷たい前菜と伊ピエモンテ州のおでん風郷土料理「ボリートミスト」(680円)を用意し、15時以降は温かい前菜、揚げ物、メインの肉料理もそろえる。

 看板メニューはボロネーゼ(並盛り=800円、大盛り=1,100円)。ラグーソースは、北野本店で提供する「和牛ネックのビール煮込み」からヒントを得て、牛肩ロースの塊を使ってじっくり時間をかけて仕上げている。ベースは淡路島の老舗生パスタ専門店「淡路麺業」の生パスタ3種。リボン状の最も幅広なエッグパスタ「パッパルデッレ」、水の代わりに卵を練り込み細長いリボン状にしたロングパスタ「タリアテッレ」、丸い断面のロングパスタ「スパゲティーニ」から選べる。チーズと生クリームを使ったクリームリゾットにラグーソースを添えて、カレーのようなスタイルも。トッピングは、モッツアレラチーズ(250円)、レバーペースト(350円)、ポルチーニ茸(400円)、きのこミックス(350円)、グラナ・パダーノチーズ(200円)を用意する。

 冷たい前菜は、「大羽イワシのマリネ」(490円)、「北海道産 つぶ貝のマリネ」(800円~)、ナイフでカットしながら食べるロメインレタスの「シーザーサラダ」(680円)など。温かい前菜は、「肉だんごのレモン煮」(430円)、「豚トロの炙(あぶ)りごぼうのソース」(560円)などを提供する。

 ドリンクは、白・赤・スパークリングワイン(グラス=380円~、ボトル=2,200円~)、シャンパン(同500円~、同3,000円~)、ビール、ハイボール(以上380円)、グラッパ(500円~)、カクテル各種(500円)、ノンアルコール(250円~)をそろえる。

 店長の藤川朋子さんは「ありがたいことに小さいお子さまから年配の方まで幅広い方にお越しいただいている。移転前よりも席数も増えたが、さらにお客さまとのコミュニケーションを大切にし、アットホームな店を目指したい。暖かくなれば、入口のパーテーションを開放して立ち飲みスペースを作りたい」と話す。

 営業時間は11時30分~22時(ラストオーダー)。

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