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神戸南京町に「但馬牛とろすじカレー」店 洋楽とカレー楽しむ空間に

「但馬牛 濃厚とろすじカレー」を提供する「LES HIRONDELLES(レ ジロンデル)」店主の甲斐丈晴さん

「但馬牛 濃厚とろすじカレー」を提供する「LES HIRONDELLES(レ ジロンデル)」店主の甲斐丈晴さん

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 「但馬牛 濃厚とろすじカレー」を提供する「LES HIRONDELLES(レ ジロンデル)」(神戸市中央区元町通1、TEL 078-515-6198)が3月16日、神戸の中華街「南京町」にオープンした。

「但馬牛 濃厚とろすじカレー」

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 店舗面積は1階・2階合わせて約20坪。1階にカウンター8席、2階にカウンター8席、テーブル8席を用意する。

 店主の甲斐丈晴さんは通信販売を手掛ける会社を経営しており、個人的に訪れた京都・福知山のフレンチレストラン「ビストロq(キュー)」の塩見晋作シェフがランチタイム限定で提供しているカレーにほれ込み、通信販売用にカレーの監修を依頼。当初は通信販売のみでスタートし、工場のある福知山市からのオファーを受け、福知山市のふるさと納税返礼品にも選ばれた。

 その後、ファンからの強い要望に応え、実店舗で出店することを決意。「洋食文化が根強い神戸には本物志向の食通たちが多く、かわいがってもらえるのでは」と出店地に神戸を選んだ理由を明かす。

 提供するメニューは、「但馬牛 濃厚とろすじカレー」(レギュラー=ライス250グラム1,058円、スモール=同150グラム950円)、「但馬牛 濃厚とろすじオムカレー」(1,188円)。トッピングには但馬牛のうま味を邪魔しないものだけを選び、目玉焼き(108円)、九州産ほうれん草(162円)などを用意する。

 甲斐さんは「素材と調味料は厳選したものを使っている。野菜のうま味を凝縮した濃厚なルーと但馬牛の牛すじをとろとろに煮込んで仕上げ、保存料・着色料・化学調味料は無添加にこだわり、子どもや妊婦でも安心して食べていただける」と話す。

 店内はフレンチレストランを思わせる落ち着いた内装で、「カレー店といえば多くの人は食べたらすぐに退店することが多い。こだわり抜いたカレーなので食後もゆっくりとその余韻を楽しんでほしい」と甲斐さん。カフェメニューも用意し、1980年代を中心とした落ち着いた雰囲気の洋楽が流れる中、ゆっくりした時間を過ごすこともできる。

 カフェメニューは、2種類のカフェゼリー「ショコラノワール」「ビターホワイト」(以上518円)など。ドリンクは、ウィルキンソン(378円)、アップルタイザー、グレープタイザー、ペアタイザー、マルティネリ、カフェオレ・ティーオレ(以上486円)、コーヒー、紅茶(以上432円)、コロナビール(648円)などをそろえる。

 同店は観光地にあるため、食べ歩き客用に「おさんぽカレー」(450円)も販売し、食べ歩きがしやすいようクリアカップに入れて提供している。

 現在、丹波や姫路などのイベントに出店をすることもあり、今後はより多くの人にカレーを届けるため神戸市内でのイベントへの出店も計画している。

 営業時間は11時30分~19時30分。火曜定休。

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