「博多やきとり ゆず家」(神戸市中央区中山手通1、TEL 078-333-5689)が4月1日、神戸・三宮のすし万ビル1階にオープンした。
店舗面積は12坪。木目を基調とした店内には、カウンター7席と11人用掘りごたつの半個室1室を用意。最大18人の貸し切り利用にも対応する。
博多では、鳥だけでなく、牛、豚、野菜、魚介類など、串焼きにした料理のことを「やきとり」と呼び、特に豚バラ串が有名。鳥皮を串に編みこむように巻き刺し、何度も下焼きを繰り返し余分な油を落としてうま味を凝縮させた「かわ串」、野菜に豚バラを巻き付けて焼き上げた博多発祥の名物料理「野菜巻き串」などが人気という。皿に盛られたキャベツに焼き上がった「やきとり」を載せていくのも特徴。
「プライベートで博多によく行く」と話す店主の舛屋健児さんは「博多やきとりの店はいつ行っても活気があり、中には店内でお子さまの誕生祝いをしている家族連れの姿もある。居酒屋というよりも、さまざまな年齢層の方々が集まる場所になっている。この雰囲気を神戸にも持ってきたかった」と出店の経緯を話す。
メニューは、銘柄豚「天草ポーク」を使った「野菜巻き串」各種(1本=180円~、5本盛り合わせ=980円、8本同=1,550円)、「博多やきとり」は、名物の「黒かわ串」「白かわ串」(以上1本110円)、「豚バラ」(1本150円)など、1本130円から各種用意する。博多山芋鉄板をアレンジした「ゆずやき」「ササミと長芋のユッケ」(以上580円)、大分県中津市名物「中津ももからあげ」(680円)など一品料理も提供する。
ドリンクは、ビール(480円~)、チューハイ、ハイボール(以上400円~)、焼酎、梅酒(以上420円)、ワイン(グラス=450円、ボトル=2,800円~)、日本酒(450円~)、カクテル各種(480円)、ソフトドリンク(300円)などをそろえる。
舛屋さんは「神戸で『博多やきとり』といえば『ゆず家』と言ってもらえるようこれから頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間は17時30分~24時。日曜定休。