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神戸の鉄道カフェに復刻新メニュー「ドクターイエローカレー」 カレー専門店から引き継ぐ

「鐵道カフェ&カレー」店主の佐野達夫さん(左)から「レイアウトカフェ JB+」店主の川上隆幸さん(右)に名物メニュー「ドクターイエローカレー」が引き継がれた

「鐵道カフェ&カレー」店主の佐野達夫さん(左)から「レイアウトカフェ JB+」店主の川上隆幸さん(右)に名物メニュー「ドクターイエローカレー」が引き継がれた

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 神戸市立須磨海浜水族園近くにある鉄道カフェ「レイアウトカフェ JB+(ジェイビープラス)」(神戸市須磨区衣掛町5、TEL 050-5360-4103)が6月3日、5月26日に閉店したカレー専門店「鐵道カフェ&カレー」から引き継いだ名物メニュー「ドクターイエローカレー」の提供を始めた。

名物メニュー「ドクターイエローカレー」

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 今年4月3日にオープンした同店。数年前までJR垂水駅近くで16年間ジャズ喫茶「JB5」を営んでいた川上隆幸さんが小学生のころから趣味だった鉄道模型のコレクションを展示するジオラマカフェとして開いた。

 店舗面積は50平方メートル。カウンター席10席、ジオラマを間近に眺めることができる「鉄かぶり席」6席を用意する。現在製作途中という5メートル×1.8メートルのレイアウトに設置するジオラマの中には在来線4線、新幹線2線を設け、Nゲージ模型を走らせている。川上さんは「レイアウトは約70%完成した。現在分譲中でお客さまから依頼のあった建物なども配置している」とほほ笑む。

 サイクリストでもある川上さんは店まで自転車通勤しており、店の軒先には数台ロードバイクが置けるサイクルラックも設ける。

 「店が閉店しても名物メニューの『ドクターイエローカレー』は子どもたちのためになんとか残したい」と考えていた「鐵道カフェ&カレー」店主の佐野達夫さん。常連客でもあった川上さんとは、元ジャズミュージシャンという経歴も同じであったことから意気投合し、レシピと佐野さんの思いを託すことに決めた。撮影用の車掌帽や直系である証しの外看板なども引き継いだという。

 「ドクターイエローカレー」(1両=680円、2両=780円、3両=880円)は辛さを抑えたアレルゲンフリーの米粉を使ったカレー。1日10食限定でセットドリンク(追加250円)も用意する。平日は小学生以下はセットドリンク無料。土曜・日曜・祝日は小学生以下限定で販売する。

 川上さんは「店はお子さま連れの方も多く通る立地なので、親子で気軽に来店してほしい。『鐵道カフェ&カレー』の名物だった『ドクターイエローカレー』なので、味も見た目もしっかりと再現してお客さまに届けたい」と話す。

 営業時間は11時~17時(金曜・土曜・祝前日は23時までバー営業)。水曜定休。

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