神戸市役所北側の「神戸花時計」が8月27日、今年7回目となる植え替えを行った。
「神戸花時計」は日本で初めて作られた花時計で、直径6メートル、高さ2.25メートル、傾斜角度15度。地下に機械室があり、盛土の上に設置されている。現在使われている時計の針はグラスファイバー製で、時針の長さが2.6メートル、分針と秒針の長さは3.1メートル。 現在までの延べ植え替え回数は420回。
今回の図案名は、9月5日から神戸市立博物館(神戸市中央区京町)や神戸朝日ビル(浪花町)など市内4カ所で開催される「『感性価値創造ミュージアム in KOBE』の開催」。リシマキア(黄緑)440株、エキザカム(紫)300株、クロサンドラ(橙)160株など合計3,000株を使い表現した。建設局公園砂防部管理課の青木さんは「根もしっかりと張り、苗が育ちこんもりと盛り上がってくるので、植えてから2~3週間が見ごろ」と話す。
同イベントは、主に近畿以西で展開している事業者の「充足感やワクワク感を喚起する独自の『ものがたり』を持つ製品」を展示するもの。講演会やトークセッションでは、国内外で活躍するクリエーターが集い、独自の視点で「感性価値」を語る。9月13日まで。
青木さんは「今回の植え替えで、『感性価値創造ミュージアム in KOBE』が盛り上がるきっかけ作りができれば」と話す。
次回の植え替えは9月下旬~10月上旬を予定。