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新型コロナ拡大で神戸市のイベント中止・延期相次ぐ 3日から臨時休校、施設閉館も

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、神戸市内のイベントが相次いで中止・延期になっている。 ©KOBE TOURISM BUREAU

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、神戸市内のイベントが相次いで中止・延期になっている。 ©KOBE TOURISM BUREAU

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、神戸市内のイベントが相次いで中止・延期になっている。

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 神戸市は、2月25日に新型コロナウイルス感染症対策本部が決定した新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を踏まえ、「第3回 新型コロナウイルス関連肺炎情報連絡会」で市の対応方針を確認。翌26日には新型コロナウイルス感染症が発生・拡大することに備え、市の体制を見直し、関係部局と関係団体などとの連絡・連携体制を強化すると発表した。

 市民に対し、一般的な感染症対策の徹底と発熱などの風邪症状が見られる場合の外出自粛、高齢者施設などの施設内感染症対策の徹底などの呼び掛けを行うとともに、市主催のイベントなどの開催については2月26日より当面3週間、感染の広がりや会場の状況などを踏まえ改めて検討し、不要不急のものについては延期・中止するとした。市ホームページで対象イベントを公開し、新たに中止・延期などが決定した場合は、随時ページを更新していく。

 中止・延期が決まっているイベント(一部抜粋)は、「神戸ストラット2020 in スマスイ~ありがとう この街に響け~」(中止)、「かるも発・お肉フェスタ2020」(同)、「外国客船『クイーン・エリザベス』の市民海上見学会」(同)、「いかなご祭2020」(同)、「未来の学びフェスティバル2020」(同)、「私たちのSMONG(スモン)~Bloom Works Workshop~」、(中止、延期検討)「鉄道コレクション販売会」(延期)など。各施設も開館はしているがイベントなどの中止が決定している。

 28日には久元喜造市長が臨時の記者会見を開き、市立の小中高校、高等専門学校、特別支援学校を3月3日~15日を臨時休校にすると発表。市立図書館、公民館、博物館などの社会教育施設と地域福祉センター、区民・勤労市民センター、地域体育館、ポートアイランドスポーツセンター、勤労会館、美術館、水族園、青少年会館、こべっこランドなどの屋内市有施設についても閉館する。王子動物園、有料公園などは原則として、屋内施設部分を閉鎖して開園する。

 新型コロナウイルスに関する神戸市電話相談窓口(24時間受付、多言語対応可)は、「新型コロナウイルス専用健康相談窓口」(TEL 078-322-6250)、「帰国者・接触者相談センター」(TEL 078-322-6829)などで相談窓口、相談センター共通で受け付けするファクス(078-391-5532)も用意する。

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