フレンチ居酒屋「haneru べらみ」(神戸市中央区琴ノ緒町3、TEL 070-4387-2460)が2月1日、JR三ノ宮駅の東(通称=裏三宮)にある二宮筋商店街にオープンした。
人気の立ち飲み居酒屋「べらみ(Bel-Ami)」(雲井通3)、炭焼きとワインの店「炭焼き べらみ」の系列店。同店のシェフは神戸北野ホテル、富山・リバーリトリート雅樂倶内フレンチレストラン、フランス料理店「ESPICE(エスピス)」のほか、仏サヴォワ地方の2つ星フレンチレストランで経験を積んだ石飛輝久さん。石飛さんが作る本格的なフランス料理をつまみにアレンジし、バル・居酒屋スタイルで提供する。
店舗面積は約18坪。席数は、テーブル席8席、間伐材を利用したカウンター席8席、8人の立ち飲みカウンター席を用意する。立ち飲みカウンターはハイチェアを設けることで6席からの半個室スペースとしても利用できる。グレーと木目を基調にした店内は、店のテーマカラーの明るい青緑色「浅葱色(あさぎいろ)」をアクセントに落ち着いたシックな内装に仕上げた。
メニューは、あぶったサバに甘酸っぱいジュレを合わせた「鯖と木苺と生姜」(600円)、糸状の衣をまいたエビフライに苦味の利いたレモンソースを添えた「大人の海老フライ」(一尾420円)、チーズをたっぷり使った「グジュール(チーズシュー)」(400円)、菊芋をチップスとソースにした「菊芋と白子」(720円)、麦芽を使ったドレッシングで食べる「麦芽をまぶしたサラダ feat.上方ビール」(400円)、麦芽を衣にした「麦芽をまとったサーモン feat.上方ビール」(800円)など。
ドリンクは、銭湯跡をリノベーションした日本初のビール工場「上方麦酒(ビール)」(大阪市東淀川区)のクラフトビール「上方ビール」(800円)、ワイン(グラス=650円~、ボトル=4,000円~)、生ビール(530円)、ハイボール、酎ハイ(以上460円)、ソフトドリンク(300円~)などをそろえる。
同店では「上方ビール」を製造する過程でできるしぼり終えた麦芽を料理に使う。ウエット状態から乾燥させ、パウダー状になった麦芽に独自のスパイスを配合して使うという。
石飛さんは「ビールを作るために役目を終えた麦芽を無駄にせず最後まで利用したいと思った。麦芽は低カロリー、低糖質なので体にもやさしい」とほほ笑む。「肩肘張らない雰囲気でフレンチを食べてほしい」とも。
営業時間は16時30分~23時。月曜定休。