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神戸どうぶつ王国、新展示場公開へ 世界最古の猫「マヌルネコ」など

世界最古の猫「マヌルネコ」

世界最古の猫「マヌルネコ」

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 神戸ポートアイランドの全天候対応施設「神戸どうぶつ王国」(神戸市中央区港島南町7、TEL 078-302-8899)で3月20日、世界最古の猫「マヌルネコ」などを展示する新展示場が公開された。

日本初公開となる「スナネコ」

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 同施設では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため行っていた臨時休園に当たり、防疫策を強化し、展示内容の一部を変更・中止して今月20日から営業を再開。13日に公開を予定していた新展示場と新しく仲間に加わった動物を公開した。

 新展示場では、それぞれの動物が生息地で生き残るために持つ能力を引き出す展示を行う。

 新たにお目見えしたのは、グループ園の那須どうぶつ王国で昨年4月22日に生まれた、ネコ科の動物で最も古い種という「マヌルネコ」のアズ(雌)とエル(雄)をはじめ、日本初公開となる、砂漠地帯に生息する「スナネコ」、西日本初公開となる、真正のネズミ科の中で最も大きい種という「ウスイロホソオクモネズミ」、細く長い指を持つ「フクロシマリス」。

 「ロッキーバレー」エリアでは同日、「クーガー(ピューマ)」の展示場「クーガーウォーク(COUGA WALK)」もリニューアルオープンした。展示場は回遊型で、上下の空間を利用した床から約3メートルの高さにある空中回廊を備える。

 広報担当者の宮本江津子さんは「展示場で過ごす、いきいきとした動物たちの姿からいろいろな発見があるのでは。動物に興味を持ち、動物たちの住む野生、環境問題にまで興味を広げていただけたら」と話す。「空中回廊の床はガラス張りとなっており、クーガーの肉球が観察できるポイントもある。野生では捕食されるオグロプレーリードックやアメリカビーバーの展示場がクーガーから見渡せるので獲物を狙う鋭い目をした姿た見られるかもしれない」とも。

 開園時間は10時~17時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。木曜休園。入園料は、大人(中学生以上)=1,800円、小学生=1,000円、幼児(4~5歳)=300円、シルバー(満65歳以上)=1,300円。展示内容の一部を変更・中止期間での限定料金は、大人(中学生以上)=1,450円、小学生=800円、幼児(4~5歳)=250円、シルバー(満65歳以上)=1,050円。

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