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神戸のカレー店「ラージクマール」がレシピ公開 外出自粛の気分転換に

ビデオ会議アプリでの取材を受ける「神戸カレー食堂 ラージクマール」店主の片山絢一さん

ビデオ会議アプリでの取材を受ける「神戸カレー食堂 ラージクマール」店主の片山絢一さん

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 神戸・トアウエストのカレー店「神戸カレー食堂 ラージクマール」(神戸市中央区北長狭通3)が新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言が発出された4月7日、同店メニューを自宅で再現できるレシピ公開企画「おうちでらじくま」を始めた。

手書きのレシピ

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 同企画では「クックパッド」でレシピを公開。店主の片山絢一さんは「外出自粛が求められる今、レシピを公開することで来店しなくても自宅で当店の味を再現してもらうことができる。店の味を家で楽しんでもらい、少しでも元気になってほしいと企画した」と経緯を明かす。「できるだけスーパーで調達できる食材や調味料を使ったレシピにした」とも。

 「『神戸をカレーの街に』という理念の下、イベント開催やSNSを活用することで盛り上がってきた神戸のカレー文化を絶やしてはいけないという思いがある。安心して来店してもらえる日が来たら、作ったカレーをお持ちいただいて味の答え合わせができたらうれしい」と前を向く。

 「公開したレシピで作ったカレーをハッシュタグ『#おうちでらじくま』を付けてツイッターやインスタグラムに投稿をしてほしい。カレーを作るときのアドバイスもさせていただければ」とSNSでの新しいコミュニケーションの形も図る。

 現在は「ホワイトチキンカレー」「すき焼きキーマ」「チーズとバターチキン」など、11メニューを公開。カレーだけでなく副菜のレシピも今後、順次公開していくという。

 片山さんは「レシピを公開することでさらにおいしいカレーを生み出す意欲にもつながり、当店のカレーのレベルもどんどん上がると考えている。今後はさらにメニューの開発に力を入れていきたい」と話す。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の期間中はテークアウトに対応。ツイッター、インスタグラムのDMで注文を受け付けている。

 営業時間は11時30分~15時。月曜定休。

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