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神戸・元町にどら焼きと日本茶ラテの期間限定ショップ「ROTO」

「ボンドデザイン」の伊藤正宣社長(左)、「マダムキキのお店」の徳本賀世子社長(中央)

「ボンドデザイン」の伊藤正宣社長(左)、「マダムキキのお店」の徳本賀世子社長(中央)

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 どら焼きと日本茶ラテの期間限定ショップ「ROTO」(神戸市中央区三宮町3)が4月5日、大丸神戸店北側にオープンした。

「フルーツどら(イチゴ)」

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 「世界を目指す どら焼き屋さん」がキャッチフレーズの同店の経営は、サワー&ミンチバル「ドリルドリル」、古民家をフルリノベーションしたすし店「神戸北野 双」などを経営する「ボンドデザイン」。

 昨年、伊ローマでどら焼き専門店「Dorayaki・Bonta dal Giappone」を開業した「マダムキキのお店」の徳本賀世子社長と同社の伊藤正宣社長が計画していた企業コラボに、創業110年以上の歴史を持つ神戸の老舗時計宝飾専門店「カミネ」(三宮町3)が賛同。日本の伝統スイーツである「どら焼き」を「日本で改めて広めていこう」とオープンを決めた。

 老舗企業のつながりから、明治創業の老舗あんこ専門店「内藤製餡」(兵庫区荒田町3)も協力。餡子(あんこ)離れした現代の日本においしさを伝えたいという思いも強く、「最終的には日本の文化を世界に発信したい」と伊藤さんは話す。

 日本記念日協会が認定した「どら焼きの日」である4月4日に完成した同店の店舗面積は4坪。白を基調とした外観で、シンプルな黒のロゴに黄緑色をアクセントにした明るいポップな雰囲気に仕上げた。同所がもともと宝くじ売り場だったことから、店名の候補に「LOTO」が浮上。どら焼きの形でもある「丸い」を意味するイタリア語「ROTONDO」にヒントを得て、頭文字を「R」に変えた店名にしたという。

 どら焼きメニューは「ROTOどら」(480円)、「生チョコどら」「さつまいも和パフェどら」(以上450円)、「フルーツどら」(380円)、「ビターキャラメルアイスどら」(400円)など。

 全て国産オーガニックというドリンクは、「無農薬栽培 抹茶ラテ(ホット・アイス)」「無農薬栽培 ほうじ茶ラテ(ホット・アイス)」(以上450円)、静岡の有機栽培農家「飯塚園」の紅茶「アールグレイ」「シナモンジンジャー」(以上400円)などをそろえる。

 伊藤さんは「従来のどら焼きのイメージとは少し違うが、フルーツ、生クリーム、チョコレート、アイスなどの新しい食材と餡子のマリアージュを楽しんでいただきたい。全てオーガニックの日本茶はどら焼きとの相性も抜群」とほほ笑む。「出店がこの時期になってしまったが、新型コロナウイルスで元気が無くなっている時だからこそ明るいニュースを打ち出せたらと思い踏み切った」とも。

 営業時間は11時~19時(テークアウトのみ)。6月30日まで(予定)。

 新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急事態宣言などを受け、当面の間は営業時間を12時~17時に変更(売り切れの場合は早めに閉店する場合も)。雨天の場合は休みあり。

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