神戸のミュージシャンが主催するプロジェクト「瑠璃色の地球chorus~みんなで瑠璃色の地球を歌おう~」が現在、歌声(映像)を募集している。
同プロジェクトの発起人は、神戸のロックバンド「イナズマクラブ」でボーカル&ギターを担当する石田秀一さん。新型コロナウイルスの影響で経済的にも苦しい日々が続く中、少しでも明るい話題を提供できればと、ソプラノ歌手で神戸トアロードにある老舗ジャズ喫茶「Mokuba's Tavern(木馬)」(神戸市中央区北長狭通3、TEL 078-391-2505)の深川和美さんなど、神戸のミュージシャンに声を掛けて実現にこぎ着けた。
「夜明けの来ない夜は無いさ」という歌詞で始まる同楽曲を歌う映像を一般に広く募集。サイトで公開されているカラオケ動画の音をイヤホンなどで聞きながら歌い、歌声のみを収録しデータを送る。寄せられた映像を編集することで重ね合わせ、ユーチューブで公開する。
神戸在住の作詞家・松本隆さんがプロデュースし、1986(昭和61)年に発表された松田聖子さんの楽曲「瑠璃色の地球」。後に合唱用に編曲され、日本国内で広く歌われている。
松本さんは「世界中が夢もない希望もない長い夜に迷い込んでます。そういう時こそ、夜明けの来ない夜はない、瑠璃色の地球ですね。上手な人、下手な人、プロのミュージシャン、ど素人の人、踊りが得意な人、大人、子ども、誰でも自由に参加して歌ってください。一緒に夢と希望を探しに行きましょう」(原文ママ)とコメントを寄せた。
1回目の募集締め切りは5月15日、投稿方法はサイトで確認できる。問い合わせは「木馬」まで。