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南京町でランターンフェア開幕 鳳凰展示やSNSフォトコンテストも

「長崎ランタンフェスティバル」で過去に展示された鳳凰のオブジェを南京町広場の「あづまや」で展示している。

「長崎ランタンフェスティバル」で過去に展示された鳳凰のオブジェを南京町広場の「あづまや」で展示している。

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 南京町商店街振興組合(神戸市中央区栄町通1)が主催する「南京町ランターンフェア」が神戸の中華街「南京町」で11月30日に開幕した。

点灯式で行われた獅子舞の演舞

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 神戸ルミナリエに関連したイベントとして1996(平成8)年に始まった同フェア。南京町に400個以上の「中国ちょうちん(ランターン)」をつるし中国情緒を演出する。今年で25回目で南京町の冬の風物詩となっている。

 11月30日には点灯式が行われ、同組合・理事長の曹英生さんは「今年は神戸ルミナリエが中止となったが、光のともしびを絶やさないようにと開催を決めた」と開催の経緯を話した。

 期間中は、長崎新地中華街で毎年冬に開催される「長崎ランタンフェスティバル」で過去に展示された鳳凰(ほうおう)のオブジェが南京町広場の「あづまや」で展示される。「鳳凰は不死鳥ともいわれ、不死鳥のように来年は日常が元に戻ることを願って、特別にお借りした」と曹さん。「調和の象徴とされている鳳凰が表す平安、繁栄、上昇などの意味にあやかって神戸の街が少しでも元気になれば」とも。

 期間中、インスタグラムでハッシュタグ「南京町ランターンフェア」を付けて写真を投稿すると、曹理事長が南京町を案内する配信ツアー「曹さんぽ」をプライベートで行う特賞や、南京町の特選品を3人に進呈する南京町賞などの賞品が抽選で当たる。同組合広報部長の欧政彦さんは「南京町がランターンで輝く様子を撮影して投稿いただければ」と呼び掛ける。

 点灯時間は16時ごろ(日没後)~22時ごろ。12月23日まで。

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