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神戸・新開地でチャップリン映画、朝上映 ピアノ伴奏上映企画も

「パルシネマしんこうえん」3代目支配人の小山岳志さん

「パルシネマしんこうえん」3代目支配人の小山岳志さん

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 神戸・新開地の映画館「パルシネマしんこうえん」(神戸市兵庫区新開地1、TEL 078-575-7879)の企画「朝パル」で6月29日、チャールズ・チャップリンによるサイレント映画「黄金狂時代」のフィルム上映が始まった。

「朝パル ピアノ伴奏上映」フライヤー

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 1971(昭和46)年に開館した同映画館は今年50周年を迎えた名画座で、ロードショーが終了した名画を2本立てで上映。1スクリーンで2作品を交互に上映し各回の入れ替えがないため、2作品とも見ることができる。

 支配人の小山岳志さんは祖父の代からの3代目。小山さんは同映画館のファンと月数回の「お茶会」「朝のおはなし会」など、独自の取り組みを行っており、ファンからのリクエストで上映作品が決定することもあるという。

 同映画館もコロナ禍の長期化で打撃を受け、劇場運営を続けるための取り組みとして、5月から朝の時間を利用した企画「朝パル」を開始。9時(開場8時45分)から名画1本を上映しており、「黄金狂時代」(1925年制作)は7月7日まで上映している。

 7月4日~6日にはサイレント映画伴奏ピアニストの天宮遥さんを招き、ピアノ伴奏上映を開催する。

 天宮さんは「朝パルの上映作品がサイレント映画ということで伴奏させていただくことになった。パルシネマには『こんな作品がスクリーンで見られるなんて』『見たかったけど見逃していた』という感動があり、続々と上映のラインアップが決定していると聞いている」とほほ笑む。

 上映スケジュールはホームページに掲載する。料金は、一般=1,300円、シニア(60歳以上)=1,100円、大学・専門学生=900円、小中高生=800円(朝パルは1,000円、学生700円)。

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