神戸市が行う住み替え支援制度の駅広告が8月2日、新神戸駅(神戸市中央区加納町1)に掲出された。
現在、神戸市は新婚・子育て世帯の住み替えに係る費用を補助する「結婚新生活支援事業(最大30万円)」「子育て支援住み替え助成事業(最大40万円)」「親・子世帯の近居・同居住み替え助成事業(最大20万円)」「子育て支援住宅取得補助制度(最大120万円)」の受け付けを行っている。
駅広告は同制度PRの一環。白地に「神戸へ帰ってけぇへん?援助するから。って、オトンみたいなこと言うなぁ、神戸市は。」などの大きな文字で書かれたコピーは、神戸市の住み替え支援制度を知って揺れ動く心を描写した。目にした人が「なんの広告だろう」と興味を持ち、広告をきっかけに「詳しい補助内容が知りたいと思ってもらえたら」と企画された。
新神戸駅への掲示は今月22日まで。9月にはJR、阪神電鉄、山陽電鉄の一部駅に1週間、広告を掲載する。今後、工事中の賃貸マンションの仮囲いなど、市内外に屋外広告の掲出を予定するという。場所によってコピー内容は異なる。
「神戸での暮らしの中のにある楽しさや喜び」をイメージしたバナー、神戸ウエディングクイーンとのコラボバナーなど、約100種類のパターンも用意する。
神戸市建築住宅局政策課の担当者・岡さんは「今後も、くすっと笑えるようなコピーの広告が各駅などに掲載される。内容は掲載場所によって異なるので、いろいろなパターンを見つけて楽しんでほしい。広告を見て神戸への引っ越しを検討いただくなど、補助制度があること知ってもらい利用が広がれば」とほほ笑む。
補助制度については「神戸市 住み替え支援」で検索できる。