シャッターアート完成記念イベント「大正筋商店街アートミュージアム」が10月9日・10日、神戸・新長田にある「大正筋商店街」(神戸市長田区久保町6)で開催される。
大正筋商店街は、大正時代から続くアーケード商店街。阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた場所であり、復興に力を注いでいる。
アートミュージアム構想第1弾として、同商店街はシャッターが降りている状況でも街の活性化につながる「シャッターアートプロジェクト」を企画。今年7月から商店街になじみの深いアーティスト14人が店のシャッター全面にイラストを描き、全てのシャッターアートが完成した記念として今回のイベントを開催する。
当日は、参加アーティストの作品展示、長田区になじみのある店による出張販売、親子で楽しめる体操教室などを展開。「下町芸術祭2021」(10月24日まで)、「ハンドメイドEXPOin新長田」も同時開催する。
大正筋商店街振興組合理事・デザイン企画部長で福祉事業を展開する「PLAST」社長の廣田恭佑さんは「地域住民や大学生との交流を深めるなど、地域に根差した商売のスタイルがなじみのお客さまに愛されている大正筋商店街。今では新しい建物と古い建物、高齢者と若者が入り交じり、多国籍多文化の街となっている。『成長する商店街』をコンセプトに、商店街が毎年変化していくようなプロジェクトを進めていきたい」と意気込む。
開催時間は10時~16時。