神戸観光局(神戸市中央区御幸通6)が「海外旅行の日」の10月19日、観光キャンペーン「神戸で海外旅行」を始めた。
「遠(10)くに行く(19)」の語呂合わせから旅行会社や海外旅行愛好者などが記念日として制定した10月19日の「海外旅行の日」。神戸の異国情緒ある側面を押し出し、コロナ禍で海外旅行が難しい中でも「神戸では海外旅行気分が味わえる」ことをPRする。
神戸観光局では現在、神戸市内の宿泊券や観光周遊パスが当たるプレゼントキャンペーンを展開している。
「動画視聴&クイズキャンペーン」は、特設サイト「神戸は、地球だ」内で紹介している神戸の海外らしいスポットを巡りながら「まるで海外を旅しているかのような気分になれる」コンセプト動画を視聴し、クイズとアンケートに答えると抽選で5人に1万円分のホテル宿泊券、50人に観光周遊パス「KOBE観光スマートポスポート」を進呈。
「Instagram #タグキャンペーン」は、インスタグラムで神戸観光局公式アカウントをフォローし、市内で募集テーマに沿って撮影した写真をハッシュタグ「#神戸で海外旅行」を付けて投稿すると、抽選で5人に1万円分のホテル宿泊券、34人に「KOBE観光スマートポスポート」を進呈する。
企画担当者の山崎敬永さんは「神戸には海外文化が根付き、たくさん外国人の方が住んでいるので、街の至る所に外国を感じることができるスポットやグルメがある。その数やバリエーションや豊富さは、他の都市にはない魅力で、神戸にいるだけで世界各国の文化に触れることができる。新型コロナウイルスの影響で海外旅行が難しい状況だが、そのような神戸の魅力を発信し、神戸で海外旅行気分を多くの方に体験して楽しんでもらいたい」と話す。
「アイデアや視点を工夫すれば、国内でも海外旅行気分を満喫できる。このキャンペーンがそのきっかけになれたら。特設サイトには神戸での海外旅行気分をさらにイメージできる記事も多数紹介しているので、参考にしてほしい」とも。
このほか、「神戸で海外の現地ツアーに参加している気分になれる」ツアープログラムを全6コース販売する。コースは「魅惑の中華の世界へプチトリップ 老祥記豚饅づくりと台湾スイーツで東洋旅気分」(参加費=5,900円)、「イタリア人建築家と歩く。まるでヨーロッパ?な旧居留地レトロビル巡りツアー」、「世界の神様に会いに行こう!多文化宗教が集まる街・神戸北野へ」(以上、参加費=6,500円)、「神戸でインド旅!インドの伝統を感じるヨガとグルメで、ココロとカラダを美しく」、「まるでパリ?神戸北野でフランス語と文化を学ぶ フレンチランチツアー」(以上、同=8,200円)、「英国紳士がご案内。”英語ガイド”で巡る、神戸でイギリス気分満喫ツアー」(同=9,600円)を用意。催行期間は11月上旬~12月中旬。各ツアー2~3回程度を予定する。
ツアープログラム企画担当者の中西智哉さんは「神戸の魅力として海外旅行気分を味わえる点は今後も広く発信していき、神戸の観光コンテンツとして定着させたい」と話す。「それぞれの国を意識し、思い思いにおしゃれしてツアーに参加してもらい、海外気分をさらに高めてほしい。もちろんパスポートは不要」とほほ笑む。
プレゼントキャンペーンの応募締め切りは12月31日。応募・ツアー申し込みは特設サイト受け付ける。