神戸を舞台にしたリアル体験型トリップゲーム「KOBE&(コウベアンド)」で1月15日から、デジタルスタンプラリー「神戸八社巡り」が始まる。主催はKOBE&実行委員会。
「KOBE&」は2020年、三宮センター街1丁目商店街振興組合が中心となり、神戸の活性化を目指すプラットフォームとしてスタートした。再整備が進む神戸三宮駅周辺の街の変化を追うもの、歴史や文化にまつわるクイズ、最新のグルメスポットなど、神戸の街をリアルに体験できるミッションがスマホアプリで楽しめる。
港神戸の守護神である「一宮」から「八宮」の神社を巡拝する「神戸八社巡り」。実行委員の高橋裕子さんは「古来より、節分の日に八社巡りをして厄払いをする風習がある。初詣や十日戎(とおかえびす)に続く、この時期の風物詩になればと企画した」と明かす。「八社巡りをしたことない人はもちろん、したことがある人にも新しい楽しみ方を提案したい」とスマホを使ったデジタルスタンプラリーにしたという。
参加には、神戸のIT企業「DIIIG(ディグ)」(神戸市中央区三宮町1)が提供するミッションアプリ「DIIIG」のダウンロードが必要。アプリ内で参加費決済後、スタート地点「生田神社」(下山手通1)の社務所で購入済の画面を提示すると御朱印帳「神戸タータン」(2,000円相当)がもらえる。生田神社と一宮神社から八宮神社まで、8カ所全てのミッションをクリアすると「Nickオリジナルローストビーフ&ローストポーク」「兵庫県限定販売 百黙 無濾過原酒 純米大吟醸」のセットがもらえる抽選に参加できる。
高橋さんは「神戸の市街地を巡る約13キロの参拝ルートには異国情緒を感じる街並みやグルメスポットなど、見どころがたくさんある。ゆっくり時間をかけながら楽しんでもらいたい。神戸の街の魅力を再発見するきっかけになれば」と話す。
参加費は2,000円(DIIIG利用手数料として別途10%かかる)。2月28日まで。