京都洋菓子工房「KINEEL(キニール)」(TEL 078-200-7852)が2月16日、百貨店「神戸阪急」(神戸市中央区小野柄通8)本館地下1階にオープンする。
キニールは、京都で1945(昭和20)年創業の「京菓子處(どころ)鼓月」(創業当時は「中西菓舗」)が運営する洋菓子ブランド。ブランド名は「お客さまの『お気に入り』になってほしい」との思いから付けた。
2015(平成27)年オープンの京都を皮切りに、これまで横浜高島屋、日本橋三越、東京ミッドタウンなど、首都圏を中心に出店。「東京や横浜での好評を受け、関西の洋菓子の本場・神戸で挑戦したい」と同百貨店を新たな常設店舗の出店場所に選んだという。
神戸阪急店では、同ブランドのコンセプトである「季節の移ろいを感じる洋菓子」を豊富にラインアップ。京都の上生菓子のように繊細な作りの「姫ケーキ」を百貨店では初めて常設販売するほか、新型コロナ禍で「家スイーツ」として需要が伸びているという「シフォンケーキ(抹茶、べリーミックス)」(各1,188円)、同ブランドで一番人気という「ルフル」(20個入り3,348円)などを販売する。
「鼓月」広報担当の佐藤紫乃さんは「神戸阪急は、平日は地元に暮らす方やビジネスパーソン、週末は兵庫県をはじめ関西各地から多くの人が訪れるターミナル百貨店。自分用はもちろん、ビジネス利用やお土産など幅広いニーズに応えられるよう、季節感あふれる『京都スタイル』のスイーツをお届けできれば」と話す。
営業時間は10時~20時。