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神戸のケンミン食品が直営店「健民ダイニング」人気メニューの袋麺

ケンミン食品の新商品「健民ダイニングピリ辛汁ビーフン」

ケンミン食品の新商品「健民ダイニングピリ辛汁ビーフン」

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 神戸の「ケンミン食品」(神戸市中央区海岸通5)が3月1日、新商品「健民ダイニングピリ辛汁ビーフン」を発売した。

「健民ダイニングピリ辛汁ビーフン」調理イメージ

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 同社直営店として本社ビル1階に中華料理店「健民ダイニング」を運営。「1人でも多くのお客さまにおいしいビーフン料理を楽しんでもらいたい」と、定番の「焼(やき)ビーフン」「汁ビーフン」のほか、季節の食材を使ったさまざまなビーフン料理を提供している。

 「新型コロナウイルスの影響で、神戸市を訪れる観光客数が発生前の半数以下に減少しており、神戸ならではのグルメを楽しんでもらう機会が大きく減っている」と同社企画担当の吉田聖士さん。そんな中、ガイドブックなどで紹介されている「健民ダイニング」は、口コミサイトでも常に高評価を得ておりコロナ禍でも連日行列ができているという。

 外食機会の減少やおうち時間の増加で、鍋一つで手軽に食べられる本格的な袋麺やキット商品の利用が高くなっていることもあり、同店の人気メニュー「ピリ辛汁ビーフン」の商品化に踏み切った。

 豚、鶏、オイスターなどのうま味、練りごまの濃厚なコク、香味野菜の風味を合わせたスープとの一体感を味わえるよう、もっちりとしてしなやかな食感の汁ビーフン専用麺を使う。価格は300円(税別)。

 吉田さんは「鍋で4分間煮込むだけで作ることができる。コロナ禍で健民ダイニングに食べに行けないという方にも家庭で手軽に楽しんでもらえる」とほほ笑む。

 同社は1950(昭和25)年、台湾出身の高村健民さんが「健民商会」として神戸で創業。中国南部発祥といわれる米から作る麺「ビーフン」を主軸に、「健康(健)を皆さま(民)に」を理念に事業展開してきた。国内ビーフン市場では49.5%のシェアを持ち、1960(昭和35)年に発売された「ケンミン焼ビーフン」は「最も長く販売されている焼ビーフンブランド」としてギネス世界記録に認定され、2020年1月31日に登録されている。

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