9月11日に開催が決定した自転車のヒルクライムレース「六甲有馬ヒルクライムフェスタ2022 with Rethink PROJECT」(神戸市北区有馬町)の参加者募集開始に合わせて3月1日、六甲山・有馬温泉を巡るデジタルスタンプラリーが始まった。
六甲・有馬エリアの関連企業、行政・外郭団体を実行委員会とし、「芦有ドライブウェイでのヒルクライムレース」「有馬温泉街の地域活性化イベント」の2本柱で地域活性化とサイクルツーリズムの発展を目的に企画。ポストコロナ時代の六甲・有馬地域のにぎわいづくりに併せて、CO2を発生させない小型モビリティーの普及促進により、SDGsに資する地域づくりを目指すという。
日本たばこ産業(JT)がパートナーシップを基盤に国内のさまざまな分野で社会貢献活動を行ってきた「Rethink PROJECT」が協賛する。
レース開催を記念し、キックオフイベントとして始まったスタンプラリーは、「神戸市立六甲山牧場」「ROKKO森の音ミュージアム」「六甲高山植物園」、有馬温泉「金の湯」「銀の湯」など六甲山・有馬温泉の12カ所にある2次元コードをスマートフォンで読み込んでスタンプを獲得する。
スマートフォンのブラウザーから参加登録ができ、アプリのインストールは不要。スタンプ数に応じ、「有馬温泉宿泊券」「有馬温泉利用券」「六甲山ジンギスカンパレス食事券」「六甲山牧場チーズ詰め合わせ」「六甲山アスレチックパークGREENIAペア入場券」など抽選で69人に景品を進呈。全スタンプ獲得賞への応募で先着50人に協賛賞も用意する。
JT兵庫支社の中根聡子さんは「スタンプラリーはサイクリストだけでなく、どなたも参加できるイベントとなっている」と話す。「コロナ禍ということもあり閉塞(へいそく)感漂う世の中ではあるが、屋外でのイベントで少しでも世の中が明るくなれば」とも。
スタンプラリーは5月15日まで。