![出店可能な空き店舗を紹介する三宮高架商店街振興組合(愛称=ピアザKobe)事務局長の立元香さん](https://images.keizai.biz/kobe_keizai/headline/1653545469_photo.jpg)
「三宮高架商店街振興組合(愛称=ピアザKobe)」(神戸市中央区北長狭通2、TEL 078-331-0077)が5月16日、空き店舗を活用したポップアップショップの募集を始めた。
「ピアザKobe」は三宮駅と元町駅を結ぶ高架下東西約400メートルの商店街。「ピアザ」はイタリア語で「屋根のある回廊」の意味で、100を超える店が軒を連ねている。
神戸市の地域商業活性化支援事業(単年度型)を利用した商店街空き店舗対策の一環として「ピアザkobe ポップアップショップ募集」を企画。出店を通じて、開業(起業)を考えている人への後押しになり、常設店舗として営業継続のきっかけになればと踏み切った。
同組合事務局長の立元香さんは「空き店舗対策の趣旨に賛同いただいた空き店舗の家主の皆さんに協力してもらっている」と話す。同組合で借り上げた1店をはじめ、ポップアップショップ募集サイト「ショップカウンター」に登録している2店が出店可能なテナントとなっている。
同組合が定めた規約に基づき、アパレル、雑貨、フード(調理不可)などのポップアップストア、セールスプロモーションなどの利用を想定する。出店前日までに同組合事務所で規約説明を受け、書類への記入・押印することで法人・個人問わず利用できる。賃料は1日=7,150円。
立元さんは「神戸の中心地で、三宮駅、元町駅どちらからも徒歩1分の好立地。個性的な店が立ち並び、レトロ感漂うおしゃれな通りで1日から出店できる。初めての出店で不安な方には組合がサポートするので安心して申し込んでほしい。内覧の希望も気軽に問い合わせいただければ」と呼びかける。
問い合わせは同組合(受付対応時間=平日10時30分~17時)まで。募集は2023年3月31日まで。