神戸マラソン実行委員会は、11月20日に開催される「第10回神戸マラソン」参加者の募集を6月10日から始める。
「『感謝と友情』~Thanks & Friendship~」を大会テーマに、国内外に阪神・淡路大震災の経験教訓を発信することを目的に2011(平成23)年に始まった同大会。2020年に開かれる予定だった第10回大会は新型コロナウイルスの影響で2年連続延期となっていたが、3年ぶりに開催が決まった。
「『ありがとう』を、未来へつなごう。」をキャッチフレーズに行う第10回大会。コースは神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋の西方(垂水区西舞子)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとするフルマラソン(42.195キロ)。参加者を複数組に分けて時間差スタートする「ウェーブスタート」を採用する。
スタートエリアを拡大するほか、競技中以外のスタート前・フィニッシュ後のマスク着用原則義務化、スタートセレモニーや沿道応援イベントの縮小、一般の沿道応援の自粛要請などを主な感染症対策として行う。
大会事務局担当者は「感染症対策を最優先として大会に関わる全ての方が安全・安心に参加できる大会を目指す」と話す。
参加資格は2004(平成16)年4月1日以前に生まれた人で国内在住者。定員は2万人。9時スタートで制限時間は7時間。参加料は1万6,200円(募金200円含む)。参加申し込みはインターネットで、6月10日12時~30日17時に受け付ける。定員を超えた場合は抽選で参加者を決める。抽選結果は8月3日に通知する。
同日より、団体・個人ボランティアもインターネットで受け付ける。ボランティアは定員になり次第締め切る。