神戸の猫カフェでリュートコンサート-「波動浴」で猫もリラックス

リュートを演奏する永田さんの側でリラックスした様子の猫スタッフ「ボニー」

リュートを演奏する永田さんの側でリラックスした様子の猫スタッフ「ボニー」

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 神戸・元町の猫カフェ「cat cafe Nyanny(ニャニー)」(神戸市中央区元町通2、TEL 078-391-5420)が11月17日夜、月に1度の定休日を利用して「猫カフェでコンサート~秋の夜長に猫たちと聴くリュート音楽~」を開いた。

猫スタッフに囲まれながら演奏する永田斉子さん

 当日は予約制で猫スタッフたちの「シャンプー見学会」を開催。店長の八木絢子さんが「当店のBGMはリュート音楽。リュートコンサートを猫たちと一緒に聞けたらこんなに幸せなことはない。日々の疲れを癒やしてお客さまにぜいたくな時間を過ごしてほしい」と見学会終了後にイベントを企画した。猫カフェでのコンサートは「猫カフェ業界で全国初」(八木さん)だという。

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 東京から、映画「カムイ外伝」や「耳をすませば」の録音にも参加したリュート奏者の永田斉子さんを招いて開いたコンサートでは、「花咲く日々に生きる限り」「涙のパヴァーン」など約30曲を演奏。リュートはティアードロップ型で、50センチほどの長さの胴、幅が広く短い棹(さお)のある撥弦(はつげん)楽器。11~24本の弦を持つリュートがあり、コンサートでは15本の弦のあるリュートを使用した。

 「猫は大きい音が苦手なので、猫カフェでのコンサートは新しい試み」と話す八木さんが、猫たちのいる空間でのコンサート開催に踏み切ったのは、永田さん自身も猫を飼っていることがきっかけだったという。永田さんのブログでは飼っている猫がリュートの波動を感じ、「波動浴」するという内容が掲載されており、コンサートの選曲も永田さんの飼っている猫の反応を見ながら決定した。

 同店の猫たちもはじめは警戒していた様子だが、慣れてくるとリュートの音に耳を傾け始め、眠ったりリラックスしたりしている様子。寝転がりながらしっぽでリズムを取るようなしぐさをしたり、演奏する永田さんの足元で座り込む猫も。演奏中に猫スタッフの「菫(すみれ)」と「テト」がじゃれ合い永田さんのスカートの中に隠れた場面では、参加者約20人から笑いが漏れる一幕も。

 永田さんは「いろいろな場所で演奏したが猫カフェは初めて。スカートの中に入ったのはびっくりしたが、演奏しているわたしも楽しかった」と笑顔を見せた。

 常連客の男性は「オーケストラのような大人数の演奏とは違って落ち着く音楽。猫たちと一緒に聴けてよかった」と話す。常連客の女性は「聞いていて気持ちがいい音色。わたしも猫たちと一緒に『波動浴』をしていたのか、体が揺れているように感じることもあった」とも。

 同店は2007年12月にオープンした猫カフェで、店内では15匹の人懐っこい猫たちが遊び回る。店内には下から猫の肉球を鑑賞できる「肉球鑑賞 猫ロード」のほか、キャットタワーなども設置する。

 営業時間は、平日=11時~22時、土曜・日曜・祝日=10時~22時。第3火曜定休。

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