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神戸・清盛隊10周年記念舞台東京公演 神戸で凱旋上映へ

「神戸・清盛隊」結成10周年記念舞台「平家物語 颯 寿永4年のスワロウテイル」東京公演の出演者集合写真

「神戸・清盛隊」結成10周年記念舞台「平家物語 颯 寿永4年のスワロウテイル」東京公演の出演者集合写真

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 「神戸・清盛隊」結成10周年記念舞台「平家物語 颯(はやて)寿永4年のスワロウテイル」東京公演の凱旋(がいせん)上映会が8月13日、創造型芸術文化施設「神戸アートビレッジセンター」(神戸市兵庫区新開地5)地下1階KAVCシアターで行われる。

舞台の一場面「後白河法皇の措置を巡る清盛と重盛の対峙」

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 棟梁(とうりょう)の平清盛さんを筆頭に、嫡男・重盛さん、三男・宗盛さん、四男・知盛さん、五男・重衡さん、甥・敦盛さんの平家ファミリーと謎の人物・GIONさんの7人で構成する同隊。2012(平成24)年制作のNHK大河ドラマ「平清盛」に合わせ、神戸市が開いたイベント「KOBE de 清盛2012」のPRキャラバン隊として、「平安時代より呼び起こされ、スマホ型タイムマシンで平成にやって来た」という。

 「KOBE de 清盛2012」が閉幕した2013(平成25)年1月14日、「平安時代に戻り、眠りについた」が、ファンからの「清盛隊を存続させてほしい」という多くの声援に応え、同年5月3日に民間団体「神戸・清盛隊プロジェクト」として復活。現在は「清盛・平家の甦(よみがえ)り」として兵庫県内を中心に活動している。

 昨年9月29日で結成10周年を迎えたことを記念して、今年4月に大阪、5月には東京で、これまでの活動の集大成ともいえる舞台を開いた。原作は同隊結成時から演出を担当するSallyさん、脚本・演出は「Artist Unit イカスケ」の青木道弘さんが担当した。

 東京では初となった記念舞台。今回、六行会ホール(東京都品川区)での千秋楽公演(5月15日)の模様を凱旋上映することが決まった。当日は同隊メンバーの舞台あいさつも予定している。

 同隊プロデューサーの若見しのぶさんは「本年を神戸・清盛隊10周年イヤーと位置付け、これまでの活動の集大成として舞台・ライブを行った。中でも大阪・東京での記念舞台は清盛隊メンバー7人以外に多くのキャスト陣に出演してもらい、新たな『平家物語』の世界が創造できたと思う。舞台の締めくくりはやはり地元・神戸。武士らしく『凱旋』と題しての上映会を決めた。神戸の皆さまに見てもらいたい」と話す。

 同隊は、定期開催している演舞や配信などを9月末で休止することを発表している。10月以降は形を変えて活動を行っていくという。

 料金は2,200円。全席自由(予約整理番号順入場)。

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