神戸三宮駅前の商業ビル「三宮OSビル」(神戸市中央区北長狭通1)壁面に新設した大型ビジョン「オーエスビジョン」が9月15日、本格稼働する。
オーエス(大阪市北区)が昨年10月に商業ビル「ステラ三宮ビル」を取得し、名称変更後、「三宮OSビル」として行っているバリューアップ工事は今月15日に完了する。
ビルの規模は、地上8階、地下2階で、延床面積は907.03平方メートル。「三宮の3+Rise(上昇)=3Rise=サンライズ(太陽)」というイメージから「まるで朝日が昇るように空に向かって伸びていく」との思いを込め、外装デザインに3本の光の筋を取り入れた。
三宮駅北側エリアの玄関口に位置し、地下2階は神戸市営地下鉄に直結している。
既存テナントとして、1階=ドラッグストア「マツモトキヨシ」、4階=中国東北料理「小肥牛」、6・8階=TRAD BAR「ESPRIT」、地下2階=タチノミキッチン「さにぃ」が入居するほか、出店が決まった、2階=エンタメ系韓国料理店「NOWL KOREAN KITCHEN」、7階=髪質改善専門美容室「ageless」が順次オープンする。
施設コンセプトは「“サンキタ LIVE GATE ”~三宮の賑(にぎ)わいと情報発信機能~」。大型ビジョンでは、企業広告のほか、神戸市をはじめ各種団体などによるシティプロモーション映像、企業振興・観光誘致などに資する情報・映像を発信する。
オーエス不動産事業部の藤尾健介さんは「今後は参画しているエリアマネジメント組織『サンキタ実行委員会』と協調を深めながら地域の情報発信やにぎわい創出活動を行い、当施設と周辺エリアのさらなる価値向上と地域への貢献を目指していく」と話す。