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OSシネマズ神戸ハーバーランドで「ゴジラ寄席」 ゴジラ映画×伝統芸能、再開催へ

「ゴジラ寄席 in OSシネマズ」に企画から携わる「オーエス」の担当者

「ゴジラ寄席 in OSシネマズ」に企画から携わる「オーエス」の担当者

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 映画「ゴジラ」と伝統芸能である講談&落語のコラボイベント「ゴジラ寄席 in OSシネマズ」が12月8日・12日、神戸ハーバーランドのumieサウスモール(神戸市中央区東川崎町1)5階「OSシネマズ神戸ハーバーランド」スクリーン6で開催される。

「霜乃会」代表で講談師の旭堂南龍さん

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 「ゴジラにかける特撮の未来」と題して、初代ゴジラ作品である「ゴジラ」(1954年、97分)の上映の前に製作の歴史や当時のエピソードにちなんだ講談と落語を約20分上演する同イベント。映画館を文化発信の場とし、新たなエンターテインメントとして提供するもので、これまでになかった映画の楽しみ方も提案する。

 映画館などのサービス事業を展開する「オーエス」と阪急交通社が昨年3月に、東宝、若手古典文化芸能人によるユニット「霜乃会(そうのかい)」との初タイアップ企画として開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大によって延期されていた。

 昨年11月に行われた「ゴジラ・フェス オンライン 2020」で映像として公開され好評を博したことから、ライブでのリベンジ公演が実現することとなった。

 円谷プロ創設者で日本の特撮怪獣映画の基礎を作った円谷英二が特技監督を務めた、記念すべきゴジラ映画第1作「ゴジラ」。当時、未知の偉業に挑んだ撮影技師・有川貞昌、映画プロデューサー・田中友幸、スーツアクター・中島春雄、美術デザイナー・入江義夫の苦労話や工夫を、「霜乃会」代表で講談師の旭堂南龍(きょくどうなんりゅう)さんと3代目・桂春蝶さんを師匠に持つ落語家の桂紋四郎さんがフィクション仕立てでユーモアを交え紹介する。

 同イベントに企画から携わる「オーエス」の担当者は「関係各所が実現の思いの灯を消さず、2年近くかかったがようやく開催にこぎ着けた。多くの方に楽しんでほしい」と話す。

 開催日時は、12月8日=19時~21時、12日=11時~13時。観覧料金は2,500円(各種招待券・鑑賞券など使用不可)。定員に達し次第販売終了。

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