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神戸ビーフの皮革「神戸レザー」で新作チェア 老舗家具店で一般公開

老舗オーダーメード家具店「永田良介商店」で公開中の新作チェア「“BLOOM” by Johnny Chiu & KOBE LEATHER」

老舗オーダーメード家具店「永田良介商店」で公開中の新作チェア「“BLOOM” by Johnny Chiu & KOBE LEATHER」

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 「神戸レザー(KOBE LEATHER)」を使った新作チェアの公開が11月11日、神戸元町・大丸前にある老舗オーダーメード家具店「永田良介商店」(神戸市中央区三宮町3、TEL 078-391-3737)で始まった。

神戸レザーを使った新作チェア「“BLOOM” by Johnny Chiu & KOBE LEATHER」

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 地域資源である原皮の有効活用と皮革の新たな付加価値の創出を図るため、神戸を中心とする地元の商工業者らが共同で皮革の開発、製品サンプル制作、PR活動を行う目的で2019年7月23日に設立された「神戸レザー協同組合」。これまで活用されていなかった神戸ビーフに認定された但馬牛の原皮を神戸レザーという新たな皮革ブランドとして、神戸市と連携しながら活動を進めてきた。

 昨年は、ふるさと納税の返礼品にもなった「神戸レザー×神戸タータン」2021年入学用ランドセルを開発。今年2月には、干支(えと)の「丑(うし)」にちなんで折り紙作家の有澤悠河さんが仕上げた神戸牛のモニュメントを公開するなど、兵庫の地場産業を盛り上げている。

 これまでの同組合の取り組みが評価され、9月16日に革の素材ブランドとして全国初の地域団体商標に「KOBE LEATHER」が登録された。神戸市内での地域団体商標は6番目。

 今回展示する新作チェア「“BLOOM” by Johnny Chiu & KOBE LEATHER」(330万円)は、10月22日~31日に東京・表参道などで開催されたデザイン&アートフェスティバル「DESIGNART(デザイナート)TOKYO 2021」で発表。台湾を中心に活動している建築家のジョニー・チウさんがデザインし、同組合のメンバーがプロジェクトに参画して製作した。

 構想は約2年。同組合によると、新型コロナ禍でオンラインでの打ち合わせを重ねて完成した新作は、東京でのイベント期間中も注目を集め、SDGsに通じる作品のコンセプトとアジアをテーマにしたデザインと技術の融合に高い評価を得たという。

 神戸家具ブランドの伝統の技を守りながら職人の手によるオーダーメードの家具を製作する「永田良介商店」6代目店主の永田泰資(たいすけ)さんは「当店としては企画デザイン段階から参画し、木部の製作などで関わらせてもらった。神戸レザーという特別な素材、高い革のなめし技術、加工技術に、ジョニー・チウさんだからこそイメージできたデザインが組み合わさり、他に類を見ない椅子が完成した。コラボレーションだからこそ実現できた一脚を見てもらいたい」と話す。

 営業時間は11時~18時。水曜、第1・3・5火曜定休。公開は今月28日まで。

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