ファッションや生活雑貨商品を取り扱う「フェリシモ」(神戸市中央区新港町)が9月16日から、阪急電鉄3路線で「走る百貨展」を展開している。
コロナ禍での通勤・通学などの電車時間を「眺めるだけで、ちょっと気分が上向きになる空間、しあわせな時間にできれば」と1年以上の準備期間を経て企画を実現した。
同社が展開する雑貨ブランド「YOU+MORE!」などの「眺めているだけでもほっこりしたり、気分が上がったりする商品」を選び、車内の中づりポスター、ステッカー、ドア横額面ポスター、貫通路上額面ポスター、ビジョンで紹介する。
車両は、阪急電鉄神戸線、宝塚線、京都線の各線1編成ずつ(計3編成)。電車の世界観はそのままに、車内で紹介しきれなかった商品、開発秘話や細かすぎる企画担当者のこだわりポイントなどを掲載する特設サイト「フェリシモ百貨展」も公開する。
同展プロジェクト担当者の三谷侑平さんは「電車時間に少しでも気分を上げてもらえるように『ふわふわ』『もふもふ』『かわいい』など、SNSで反響が大きかった商品を中心に、誰もが楽しめる空間を目指した。何かとストレスも多い通勤や通学の電車時間をちょっと気分があがるワクワクする時間に変えられたら」と話す。
9月30日まで。