日本庭園がある神戸の都市公園「相楽園」敷地内にある「THE SORAKUEN」(神戸市中央区中山手通5、TEL 078-341-1191)のカフェ「相楽園パーラー」が11月1日、期間限定で「相楽園紅葉ランチ」の提供を始めた。
相楽園は元神戸市長小寺家の私邸に営まれた庭園で、1885(明治18)年ごろ築造に着手し、1911(明治44)年に完成。1941(昭和16)年以降、神戸市の所有となり、中国の古書「易経」の一節にある「和悦相楽(わしてよろこびあいたのしむ)」から「相楽園」と名付け、一般公開するようになった。2006(平成18)年1月26日には国指定登録記念物(名勝地)に登録された。
約2万平方メートルの敷地にある庭園は、池泉(ちせん)回遊式日本庭園。蘇鉄園(そてつえん)、樹齢500年と伝えられる大クスノキ、ツツジ、モミジなど四季折々に楽しめる木が植えられている。
「THE SORAKUEN」は、神戸・大阪でレストランやウエディング事業などを展開する「クレ・ドゥ・レーブ」が運営。同社広報担当者の影山友介さんは「いよいよ紅葉の季節。神戸随一の日本庭園で、秋の景色を眺めながら味わう紅葉ランチを用意した」と話す。
相楽園紅葉ランチ(1,980円)の内容は、「サーモンと鯛(たい)のお寿司(すし)」「みそ汁」「日替わりプレート(特選牛すきやき・市場直送鮮魚の西京焼きなど)」。
営業時間は11時~17時。水曜定休。相楽園入園レシート提示で、飲食代から100円割り引く。12月13日まで。