関西が舞台の漫画「恋せよキモノ乙女」の第10巻発売記念複製原画展が2023年1月7日、JR三ノ宮駅前の商業施設「三宮OPA（オーパ）2」（神戸市中央区雲井通6）8階イベントスペースで始まる。

「恋せよキモノ乙女」最新刊第10巻表紙

　漫画家の山崎零さんが「月刊コミックバンチ」（新潮社）で2017（平成29）年7月号から連載を始め、2018（平成30）年4月から新潮社のウェブ漫画サイト「くらげバンチ」で配信している同漫画。

　同作のコンセプトは「着物でおでかけ」。大阪で家族と暮らす主人公の野々村ももが亡くなった祖母から受け継いだ着物を着て関西のさまざまな場所を訪れるストーリー。

　会場では、作中の名場面の複製原画、登場人物のパネルなどを展示するほか、オリジナルグッズの販売も行う。

　1月9日（13時～）は「山崎零先生サイン会」を行う。定員100人。事前予約制（12月15日20時から予約開始）。「ジュンク堂書店」三宮店か三宮駅前店でコミックス第10巻を購入し、サイン会場でレシートを提示することで参加できる。サインは1人1冊。

　山崎さんは「『恋せよキモノ乙女』の連載を通じて、これまでたくさんの着物の魅力やときめきに出合ってきた。主人公の野々村ももが訪れる土地や人々との出会いもまたさまざまな発見があり、私にとっては特別な作品。兵庫県は、ももにとって特別な存在である『椎名さん』が生まれ育った土地であり、作中でも何度も訪れた。この地で複製原画展を開催していただき、とてもうれしく思う。久しぶりに読者の皆さまにお会いできることをとても楽しみにしている」と話す。

　開催時間は11時～20時。入場無料。1月15日まで。