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神戸市がアパレルを学ぶ学生支援事業 協力企業・団体募集

「神戸でアパレルを学ぶ学生支援事業」で神戸の老舗帽子店「マキシン」が神戸文化服装学院に布地を提供

「神戸でアパレルを学ぶ学生支援事業」で神戸の老舗帽子店「マキシン」が神戸文化服装学院に布地を提供

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 神戸市が現在、「神戸でアパレルを学ぶ学生支援事業」の協力企業・団体を募集している。

マキシンでの「KOBE地域貢献応援プラットフォーム事業」ミーティングの様子

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 神戸の主要産業であるアパレル分野で将来活躍する人材を育成し、神戸をファッション都市として活気づけることを目指す同事業。神戸でファッションを学ぶ学生を、神戸市が企業・団体と共に街全体で応援する仕組みづくりに取り込む。

 企業・団体は、生地やパーツなどの作品制作に必要な材料の割引販売や提供、撮影スポットの提供と使用料の割引・免除、工房や実店舗の見学、インターン受け入れ協力、職人やアパレル現場スタッフとの交流機会の提供、活動発表やファッションショーの会場提供などで学生を応援し、学生は応援による成果や成長などを地元に還元する。

 これまでさまざまな神戸の企業が同事業に賛同し、指定校の学生への応援を行ってきた。文房具専門店「ナガサワ文具センター(三宮本店・プレンティ店)」は学生証提示での割引、手芸用品専門店「ユザワヤ(神戸店・梅田店・明石店・川西店)」は、クーポン提供と有料会員「友の会」への無料入会を行った。

 神戸の老舗帽子店「マキシン」は、倉庫で眠っていた上質なチュールや布を神戸文化服装学院に提供。実習などで制作するドレスや洋服の材料として活用される。

 「マキシン」常務の柳憲司さんは「トアロードに本店を構える神戸の企業として何かできることはないか。大変な時だからこそ、少しでも地域で支え合うことができれば」と話す。

 マキシンはこれまで、「KOBE地域貢献応援プラットフォーム事業」でも神戸松蔭女子学院大学人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科に布地を提供。学生が企画・広報・演出・衣装デザイン制作を行ったファッションショーで活用された。

 神戸松蔭女子学院大学人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科専任講師の井上裕之さんは「学内のイベントが例年のような形式では開催できない状況が続く中、地域から届くエールが励みになった」と話す。

 「神戸でアパレルを学ぶ学生支援事業」に協力した企業・団体には店頭掲出用ステッカーを配布するほか、神戸市ホームページで紹介する。

 申し込みは、公式ホームページの専用フォーム、メールで受け付ける。募集締め切りは3月31日。

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