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神戸のホテルグループが「カヌレ」販売 淡路島の希少な卵で

自宅で再度焼くことで「できたての食感と風味」が楽しめるという「SETRE Canele(セトレのカヌレ)」

自宅で再度焼くことで「できたての食感と風味」が楽しめるという「SETRE Canele(セトレのカヌレ)」

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 神戸に本社を置く「ホロニック」(神戸市東灘区向陽町中6)が運営するホテルグループ「SETRE(セトレ)」が「SETRE Canele(セトレのカヌレ)」の販売を始めて2カ月がたった。

表面はカリッと、中はプリンのようなとろける食感

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 「つながり、つなぐ」をコンセプトに「地域住民・地域社会のためのコミュニティーホテル」を運営する同社は、2005(平成17)年に神戸市垂水区に「ホテルセトレ」1号店をオープン。現在は、兵庫県のほか、滋賀県、長崎県、奈良県に進出し、5施設展開している。

 新商品は、新型コロナ禍でギフト需要が高まったことを受け、新たな「お取り寄せスイーツ」として開発に着手。同社によると、1990年代後半に日本上陸したカヌレが再び人気を集めている第2次ブームの中、構想1年、200回を超える試作を経て商品化が実現したという。

 レシピは、ミシュランで星を獲得した店舗出身パティシエが監修。卵は、日本で6%しかいないという純国産鶏の「さくらたまご」を淡路島「北坂養鶏場」から仕入れている。小麦粉と米粉をブレンドすることで、表面は「香ばしくカリッと」、中は「溶け出しそうなほど滑らかな食感」に仕上げたという。

 「セトレハイランドヴィラ姫路」ゼネラルマネジャーの遠藤大生さんは「本当においしい記憶に残るカヌレを届けたい一心で4カ月間毎日試作を重ねた。発売から2カ月たち、お客さまからは『中がトロトロでおいしい』『今までのカヌレのイメージが変わった』と評判も上々。大切な人とおいしさを共有したいと思ってもらえるような商品を作り続けていきたい」と話す。

 4個入りの価格は、ホテル店頭販売=1,296円、オンラインショップ=1,980円(送料込み)。

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