神戸を中心に郷土飲食店事業を展開する「ワールド・ワン」(神戸市中央区下山手通2)が兵庫県と連携したフェア「HYOGOうまいもんCOLLECTION」が5月16日に始まる。
兵庫県産食材のPR・認知向上につなげようと、3回にわたって行う同フェア。兵庫県が全国トップクラスの生産量を誇る地域食材を使った特別メニューを期間限定で提供する。
第1回は、兵庫五国の「食」を発信する居酒屋「ひょうご五国ワールド 神戸三宮横丁」で春に旬を迎える食材を使った料理を用意する。
メニューは、「須磨海苔(のり)」を使った「神戸須磨一番摘み『須磨海苔手巻き寿司(ずし)』」(1,408円~)、「須磨海苔と神戸豆腐の揚げだし」(528円)、「神戸須磨一番摘み須磨海苔『生海苔佃煮(つくだに)』の出し巻き玉子」(748円)、「淡路島えびす鯛(だい=天然マダイ)」を使った「淡路島えびす鯛の刺身」(858円)、「淡路島えびす鯛と丹波ベビーリーフのカルパッチョ」(1,078円)、「淡路島えびす鯛アラとあさりの酒蒸し」(748円)、「淡路島えびす鯛の酒盗和え」(968円)、「淡路島たまねぎ」を使った「淡路島たまねぎの丸ごとステーキ」「淡路島たまねぎと桜海老のかき揚げ~淡路藻塩添え~」(以上548円)。
フェア期間中、間伐材を含む県産木材を使った箸を使うことで、県内の森林保全活動に貢献する。箸はなくなり次第提供終了。
その他の取り組みとして、来店客や神戸を訪れた観光客に向けて、フェアで使う食材や生産者を紹介するタブロイド紙を発行し、店舗やホテル、駅近郊などに設置する。
ワールド・ワン広報担当者の松波知宏さんは「生産者の思いや食材ストーリーなどの紹介を通して、県産食材をより身近に感じてほしい」と話す。
第1回は6月18日まで。