神戸市内の6つのホテルが7月1日から、兵庫デスティネーションキャンペーン「兵庫テロワール旅」参画事業として「ひょうごテロワールKOBE6ホテル 食の旅 チャリティーランチ&ディナー」を開催する。
主催は、「神戸にお客さまを呼ぼう、ホテルにお客さまを呼ぼう」をテーマに1999(平成11)年3月に発足した「KOBEホテル6社会」。加盟する6ホテルが共同で各種イベント・企画などの施策を通じて、神戸への観光客誘致を図っている。
参加するのは、ANAクラウンプラザホテル神戸(神戸市中央区北野町1)、オリエンタルホテル(京町)、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ(東灘区向洋町)、神戸ポートピアホテル(港島中町6)、神戸メリケンパークオリエンタルホテル(波止場町5)、ホテルオークラ神戸(波止場町2)。
社会貢献活動の一環として、2002年から各ホテル持ち回りで総料理長6人が共同で作る特別ディナーを提供する一夜限りのチャリティー晩さん会「グランシェフ6人の饗宴(きょうえん)」を開催。2012年からは、リーズナブルな料金のランチ企画「グランシェフ チャリティーランチ」に変更し、開催してきた。
6ホテル共同によるイベントは今回で20回を迎え、これまでのチャリティー総額は2,127万9,000円。 新型コロナ禍を経て3年ぶりの開催となった昨年に続き、「地元・ひょうごの食の旅」をテーマに、フレンチ、中国料理、鉄板焼きなど、各ホテルお薦めのレストランでシェフが特別メニューを用意する。
ランチコースは5,000円、ディナーコースは1万5,000円。売り上げの一部(ランチコース=300円、ディナーコース=600円)は公益財団法人「チャイルド・ケモ・サポート基金」、認定NPO法人「日本クリニクラウン協会」を通じて寄付し、子どもたちのケア活動に役立てる。
期間中、同ランチ&ディナー利用客に6ホテルのペア宿泊券などが当たるキャンペーンを行う。スタンプラリー企画も行い、6ホテル全てを回ると6ホテル共通ランチ券、3ホテルでも6ホテル共通ケーキセット券、2ホテルで6ホテル共通コーヒー券を進呈する。
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ総支配人室室長の西橋悦さんは「摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の5つの国に分かれていた兵庫県は独自の地域文化と風土を有し、大地や豊かな海に育まれた食材の宝庫。ホテルのシェフが、五国豊穣(ごこくほうじょう)の食材の魅力をふんだんに引き出した料理を思いを込めて用意する。当企画を通じてチャリティーにも参加いただけたら」と話す。
9月30日まで。