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神戸・長田にチャリティー古着店「クロスクローゼット」 福祉事業会社が経営

チャリティー古着店「クロスクローゼット」の店長

チャリティー古着店「クロスクローゼット」の店長

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 チャリティー古着店「クロスクローゼット」(神戸市長田区腕塚町5、TEL 070-1341-8468)が10月2日、神戸・長田のアスタくにづか1番館南棟1階にオープンする。経営は医療・介護・福祉事業を展開する「PLAST(プラスト)」(腕塚町4)。

チャリティー古着店「クロスクローゼット」のスタッフたち

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 同店チーフの喜多一馬さんは「近年、大量生産・供給過多による衣類の廃棄や焼却などが社会問題となっている。環境問題の解決にもなればとオープンを決めた」と明かす。

 主に地域住民が寄付した古着などを販売し、売り上げの一部を障がいのある子どもや親の支援団体などに寄付するほか、障がい者の就労支援のために還元。販売が難しい衣服は再生工場へ提供する。さまざまな課題への取り組み示すため、店頭には「服、人、お金」の循環を表すロゴなどを掲出している。

 店舗面積は123.36平方メートル。店内の一部にアクセントカラーとして衣服廃棄に対する注意喚起を表現するイエローを取り入れつつも、紺やグレーのクロス、木製の什器(じゅうき)などを使うことで温かみのある雰囲気に仕上げた。

 9月中はプレオープン期間とし、内装工事を行いながら店内の一部を開放。衣類、服飾雑貨、小物など寄付の受け付けと販売を行う。オープン後は、店内イベントやSNS発信により、多くの人に活動を知ってもらうことでチャリティーサイクルを体現していくという。

 喜多さんは「当店は、服のリサイクルを通じて思いをつなげる新しい形の古着店。家庭で不要になった衣服なども廃棄されることなく、次の誰かの手に渡り、さらに支援にもなる。気軽に来店してほしい」と呼びかける。

 営業時間は11時~17時。日曜定休。

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