男子プロバスケットボールリーグB2(2部)の「神戸ストークス」が10月25日、ホーム開幕試合が行われた「ワールド記念ホール」(神戸市中央区港島中町6)で新マスコットキャラクターの完成を発表した。
同チームは、兵庫県をホームタウンとする県唯一のプロバスケットボールクラブで、「ストークス」は英語で兵庫県の県鳥であるコウノトリを意味する。設立当初は兵庫県をホームタウンにした「兵庫ストークス」、2015(平成27)年7月からは西宮市を拠点に「西宮ストークス」として活動してきた。
7月16日に行われた「HELLO KOBE ストークス始動記者会見 in みなとまつり」で、本拠地を神戸に移し、新チーム名「神戸ストークス」として活動することと、神戸の大学・企業などと連携した活動「HELLO KOBE アクション」として9プロジェクトを行っていくことを発表した。
プロジェクトの中でも最も注目を集めたのが、神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科と連携し進めていた「ストークスオフィシャルマスコットキャラクターの誕生プロジェクト」だった。
プロジェクト発足時、「神戸ストークス」を運営する「ストークス」から学生にチームのコンセプト、神戸移転後の計画などを説明。学生から上がってきた案30点から選んだ1点を、アートディレクター&デザイナーの池越顕尋(Akihiro Ikegoshi)さん設立事務所「GWG」が監修し完成させた。
キャラクター名は、西宮に本拠地を移してから長く愛された「ストーキー」を継承し、2代目ストーキーとして今冬から同チームの試合会場に登場するという。
キャラクターを考案した同大学ビジュアルデザイン学科の水元菜々香さんは「長く神戸で愛されるキャラクターになってほしい」と話す。