弁当店「淡路屋」(神戸市東灘区、TEL 078-431-1682)が11月10日、「LUPIN ZEROコラボひっぱりだこ飯」の販売を始める。
同店の人気駅弁「ひっぱりだこ飯」は1998(平成10)年4月、神戸・明石と淡路島を結ぶ明石海峡大橋開通を記念して開発。これまでさまざまなコラボ企画を展開している。
「LUPIN ZERO」は、故モンキー・パンチさん原作の漫画「ルパン三世」のスピンオフアニメ。世紀の大泥棒「ルパン三世」の少年時代を描いたストーリーで、ルパン少年が駅弁売りに変装するコミカルなシーンも登場する。
「ルパンが大好き」という淡路屋副社長の柳本雄基さんは「駅弁業界でコミカルな駅弁と言えば、『ひっぱりだこ飯』ということで、『せっかくなので一緒に駅弁を開発しよう』とアニメの制作元と意気投合しコラボ商品を開発することになった」と明かす。
容器は、作品のロゴを描いた濃紺の特製陶器。掛け紙の天面デザインは、タコと少年ルパンがじゃれ合うコミカルなシーンを描いた。中身は、「真ダコの旨(うま)煮」などの定番食材に加え、作品の舞台が昭和30年代であることから、同時期に誕生したというタコウインナーを盛り付けた。
価格は1,380円。淡路屋各店ほか、オンラインストアでも販売する。