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神戸芸工大生が「サブカルの発信」表現 さんセンタープラザにポスター展示

通路に展示された神戸芸術工科大学学生制作のポスター

通路に展示された神戸芸術工科大学学生制作のポスター

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 神戸芸術工科大学(神戸市西区学園西町8)の学生が制作したポスターが現在、複合商業施設「さんセンタープラザ」(中央区三宮町2)に展示されている。

神戸芸工大生が制作したポスター

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 三宮センター街に面した「さんプラザ」「センタープラザ」「センタープラザ西館」から成る同施設は、アニメ漫画・ゲーム関連や飲食街などあらゆるジャンルの店舗が集う。

 三宮プラザ名店会会長の春岡悟誌さんは「現在は趣味も多様化しているので、古いものと今時のものが混在している。『いろんなものがあるから見に行こう』と思えるジャングルのような面白い商業施設にしたい」と、「グルメ」「ファッション」「オタク」をテーマに「サブカルチャーの発信」をイラストで表現したポスター展示を企画したという。

 同大学まんが表現学科・夢野れい准教授、ビジュアルデザイン学科・荒木優子教授に学ぶ学生6人が異なるデザインの3作品を制作。まんが表現学科の学生がイラストを描き、ビジュアルデザイン学科の学生がイラストをベースにしたポスターのデザインを担当した。

 まんが表現学科4年の大畑柚花さんは「他分野の方と協力して制作することで一人では思い付かない斬新な作品ができ楽しかった」と話す。

 ビジュアルデザイン学科3年の正手菜月さんは「将来的にグラフィックデザインやアートディレクターの仕事に興味があり、誰かと一緒に作品を作ったり、企画段階から考えて物を作ったりすることに興味があった。多くの方に見てもらえるのは緊張するが刺激がありとても良い経験になる」と話した。

 春岡さんは「今までの日本のデザインの当たり前が変わってきている。能力、才能がある方が開花するというステージを与えることができればうれしい。神戸で学ぶ学生の作品の掲出場所として認識してもらい、産学連携を継続していきたい」と意欲を見せる。

 展示場所は「センタープラザ」「センタープラザ西館」通路壁面。12月27日まで。

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